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食害防止柵 環境用語

作成日 | 2003.09.10  更新日 | 2019.10.14

食害防止柵

ショクガイボウシサク  

解説

造林地や農耕地などにおける野生鳥獣の被害(または被害予測)対象地を、物理的に隔離し、食害等を防止するための柵。柵の種類としては、有刺鉄線柵、金網柵、漁網柵、合成繊維柵、トタン柵、電気柵などがある。忌避剤などに比べて効果は高いが経費がかかる。

シカの食害防止柵としては有刺鉄線柵と金網柵、漁網柵、合成繊維柵などが用いられることが多い。これらの柵は2m以上の高さで張り巡らすとほぼ完全な防除効果が期待できる。イノシシに対しては古くからトタン柵が防除に使用されてきた。トタン柵は、一部を地中に埋めると効果がある。電気柵は多くの大型獣に有効であり、特にサルを防除できるほぼ唯一の手段である。

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