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指定化学物質 環境用語

作成日 | 2003.12.12  更新日 | 2024.03.21

指定化学物質

シテイカガクブッシツ   【英】Designated Chemical Substances  

解説

1999年に制定された化学物質排出把握管理促進法(正式名称は「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律」。以下略して「化管法」という。)では、第一種指定化学物質がPRTR(事業者が環境中に排出あるいは廃棄物に含まれて移動した有害化学物質の数量を把握し、国に報告する制度)の対象となる。

また、第一種指定化学物質は化学物質の性状及び取扱いに関する情報(化学物質等安全データシート;略してMSDS)の提供も義務付けられているが、これに加えMSDSの提供だけが義務となる第二種指定化学物質がある。

化管法では、ヒトおよび生態系への有害性(オゾン層破壊を含む)と環境残留状況の双方の観点を考慮し、第一種指定化学物質として515物質、第二種指定化学物質として134物質が指定されている(2021年政令改正)。(2024年3月改訂)

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