一般財団法人環境イノベーション情報機構
作成日 | 2003.09.12 更新日 | 2012.05.16
残留性有機汚染物質
ザンリュウセイユウキオセンブッシツ 【英】Persistent Organic Pollutants [略]POPs
解説
難分解性で環境中に残留し、食物連鎖を通じて生物に蓄積され、人の健康や生態系に影響を及ぼす性質を有する汚染物質のこと。POPs条約では、当初アルドリン、ディルドリン、エンドリン、クロルデン、ヘプタクロル、DDT、マイレックス、トキサフェン、ポリ塩化ビフェニル(PCB)、ヘキサクロロベンゼン、ポリ塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシン(PCDD)およびポリ塩化ジベンゾフラン(PCDF)の12物質がPOPsとして指定され、2009年にさらにα-ヘキサクロロシクロヘキサン、β-ヘキサクロロシクロヘキサン、クロルデコン、ヘキサブロモビフェニル、ヘキサ/ヘプタブロモビビフェニル、リンデン、ペンタクロロベンゼン、ペルフルオロオクタンスルホン酸/ペルフルオロオクタスルホン酸フルオリド、エンドスルファン及び関連異性体、テトラブロモジフェニルエーテル/ペンタブロモジフェニルエーテルの10物質が追加指定された。
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関連Webサイト
- POPs対策検討会(環境省環境保健部):http://www.env.go.jp/chemi/pops/kento/index.html
- 残留性有機汚染物質(POPs)廃絶日本ネットワーク(JPEN):http://kokumin-kaigi.org/jpen/index.html