オーシャンクリーンアップ

2013年に創設されたオランダに本部をおく非営利法人。創立者でCEOはボイヤン・スラット。海洋のプラスチックごみの回収およびプラスチックごみの海洋への流出を河川で遮断する技術を開発することを目的とする。2020年10月には、回収したプラスチックごみから製品を作り販売する「フルサークル」を実現したと発表した。

海洋プラスチックの回収には船などを使わない受動的なシステムを開発し、太平洋ごみベルトのごみの回収を開始した。また、「インターセプター」という河川に設置し、海洋などに流出する前にプラスチックごみを回収する装置を開発し、大量にごみを排出している河川への設置をめざしている。（2021年6月作成）