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音響パワーレベル・音圧レベル 環境用語

作成日 | 2015.10.07  更新日 | 2015.10.07

音響パワーレベル・音圧レベル

オンキョウパワーレベル・オンアツレベル  

解説

人の音の感じ方が音圧(音の振動による大気圧の変化)の対数にほぼ比例することから、人が聞くことのできる最も小さい2×10-5パスカルの音圧を基準として、観測された音圧との比を対数で示したもの(単位dB)が、音の強さの単位として用いられる。この値は、観測点における音の強さを表すと考えてよい。一方、音の発生源から放射される単位時間当たりの音のエネルギーの総計である音響出力と基準音響出力10-12ワットとの比を対数で示したものが、音響パワーレベルで単位は同じくdBとなる。こちらは、発生源から出る音の強さを表していると考えてよい。大気汚染と比較すると前者は人の呼吸する環境大気の濃度、後者は煙突から排出される大気汚染物質量に例えられる。

Lp音圧レベル)=20log(P/P0) (dB)  P:音の強さ, P0=2×10-5(Pa)

Lw(音響パワーレベル)=10 log(P/P0) (dB)  P:音源出力, P0=2×10-12(W)(2015年7月作成)

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