一般財団法人環境イノベーション情報機構
作成日 | 2013.08.22 更新日 | 2013.09.02
エンド・オブ・パイプ
エンドオブパイプ 【英】End of Pipe
解説
公害対策として1967年の公害対策基本法それに続く大気汚染防止法や水質汚濁防止法などの14の実施法の制定は工場・事業場の排出口を規制するエンドオブパイプ方式としてなされた。即ち、煙突や排水口の排出口に排出基準を設けることにより環境基準を達成させることを目的としている。1993年に制定された環境基本法ではエンドオブパイプ規制以外にも事業活動に伴い環境に飛散されるアスベストや化学物質の管理を通じた規制手法も導入されてきている。
近年はエンドオブパイプの手法に加えて、生産工程を見直し廃水量の削減、省資源化、省エネルギー化を目指したクリーナープロダクションに基づく方向へと変化してきている。
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関連Webサイト
- 平成14年度 環境省請負事業 技術協力効率化推進事業「産業廃水処理技術移転マニュアル(総論編、基礎技術編、食品工場廃水編)」:http://www.env.go.jp/earth/coop/coop/document/male2_j/male_j.pdf