一般財団法人環境イノベーション情報機構
作成日 | 2007.05.10 更新日 | 2009.10.14
RMU
アールエムユー 【英】Removal Unit [略]RMU
解説
京都議定書に基づく温室効果ガスの排出量取引で取得・移転が行える排出枠(クレジット)のひとつで、議定書第3条第3項、第4項(植林、再植林)に基づく吸収源活動による附属書I国のネットの吸収量のこと。日本語訳として「除去単位」などといわれることもある。最小取引単位数は1t-CO2。
なお、同議定書で規定する排出枠(クレジット)には、この他にAAU(初期割当量)、ERU(JIの実施によって生じた排出削減量に基づくクレジット)、CER(CDMの実施によって生じた排出削減量に基づくクレジット)があり、これらによって「国としての総排出枠」が決まる。その内訳は、「割当量単位(AAU)」+「吸収量(RMU)」+「排出量取引による排出枠(AAU、ERU、CER、RMU)の取得・移転分」±「JIおよびCDMで発行されたクレジットの取得分(ERU、CER)」。
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関連Webサイト
- The Convention and the Kyoto Protocol(UNFCCC):http://unfccc.int/kyoto_protocol/items/2830.php
- 気候変動枠組条約・京都議定書(環境省地球環境局):http://www.env.go.jp/earth/ondanka/cop.html
- 気候変動枠組条約、京都議定書とは(外務省):http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kankyo/kiko/index.html