一般財団法人環境イノベーション情報機構
作成日 | 2003.09.12 更新日 | 2026.09.03
TEQ
ティーイーキュー 【英】Toxic Equivalent [略]TEQ [同義]毒性等量
解説
毒性の強さを加味したダイオキシン類(ダイオキシン(TCDD)、ポリ塩化ジベンゾフラン(TCDF)、コプラナーPCB(Co-PCB))の総量を示す単位。ダイオキシン類対策特別措置法による耐用一日摂取量や環境基準、また、食品や環境媒体中のダイオキシン類の濃度や量の表示に使用される。
ダイオキシンは、塩素の数及び位置が異なる異性体(同族体を含む、以下同じ)の混合物として環境中に存在する。毒性の強さは異性体によって異なるため、ダイオキシンの異性体の量を単純に合計しても、その数値で毒性影響を評価することはできない。ポリ塩化ジベンゾフラン及びコプラナーPCBも同様である。
そこで、ダイオキシン塁では、各異性体の量に最も毒性の強い異性体とされる2,3,7,8,-TCDDを1とした場合のそれぞれの相対的な毒性の強さの係数(TEF、毒性等価係数)を乗じた値の総和として表わすのが一般的となっている。日本では2008年度以降は、TEFには2006年にWHOが設定したものが使用されている。
このように異性体・同族体の量当たりの毒性を評価して2,3,7,8-TCDDの量に換算した値は、その数量から毒性影響を評価することが可能である。換算された数値には、重さの単位にTEQを付けて単純な物理量ではないことを明示することになっている。(2026年8月改定)
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関連Webサイト
- ダイオキシン類 関係省庁パンフレット 2012:https://www.env.go.jp/content/900399006.pdf
- ダイオキシンの耐容一日摂取量(TDI)について 平成11年6月 中央環境審議会環境保健部会 生活環境審議会 食品衛生調査会:https://www.env.go.jp/recycle/kosei_press/h990621a/h990621a-2.html
- ダイオキシン類化合物の2005年毒性等価係数更新 (再評価) に関するWHO専門家協議(公益社団法人日本WHO協会):https://japan-who.or.jp/news-releases/2403-26/
- 「ダイオキシン類対策特別措置法施行規則の一部を改正する省令」について:https://www.env.go.jp/press/8458.html
- ダイオキシン類の排出量の目録(排出インベントリー):https://www.env.go.jp/air/dioxin/post_89.html