アジア太平洋環境イノベーション戦略プロジェクト

エコアジアの傘下で1993年から2001年まで実施されたエコアジア長期展望プロジェクト（LTPP）を引き継いだプロジェクト。目的は、アジア太平洋地域の持続可能な発展に向けた意思決定を支援するために、環境と開発に関する科学的基盤を整備し、これに基づく革新的政策オプションを提供することである。

具体的な活動は、1）衛星と地上からのモニタリング（IEM）、2）環境・経済統合モデルによる政策評価（IEA）、及び3）革新的・戦略的オプション研究（RISPO）の3つの構成要素からなっている。このうち、日本の財団法人地球環境戦略研究機関（IGES）が革新を担当し、「戦略的政策オプション」と「優良事例インベントリー」の提示・作成を目指している。