一般財団法人環境イノベーション情報機構
作成日 | 2003.09.12 更新日 | 2009.10.14
熱帯乾林
ネッタイカンリン 【英】Tropical Dry Forest [同義]サバナ林 熱帯サバナ林 熱帯サバンナ林
解説
熱帯の乾季、雨季のある地域に広く分布する樹林の総称で、熱帯林の一形態をなす。熱帯の乾燥地域に発達する森林であることから、熱帯乾林、熱帯乾生林、熱帯サバンナ林、熱帯サバナ林、サバナ林などと呼ばれる。東南アジアに分布する熱帯季節風林(熱帯モンスーン林)はこれには含めない。植生の分類ではサバンナ(熱帯草原)に含めることが多い。
一般に樹高は20m以下の場合が多く、樹冠は丸型や傘型など独特なものが多い。林床は熱帯草原となり、背の低い高木が散生し、樹冠も連続しない。乾季には落葉し、林床植生も地上部は枯れる。
この解説に含まれる環境用語
この環境用語のカテゴリー
関連Webサイト
- コンサベーション・インターナショナル(CI):http://www.conservation.or.jp/Strategies/Hotspots/Brazilian_cerrado.htm