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シュレッダーダスト 環境用語

作成日 | 2003.09.12  更新日 | 2009.10.14

シュレッダーダスト

シュレッダーダスト   【英】Shredder Dust  [同義]破砕屑 

解説

工業用シュレッダーで廃家電や廃自動車を破砕し、金属などを回収した後に、産廃として捨てられるプラスチック・ガラス・ゴムなど破片の混合物。水銀カドミウムなどの重金属や有機溶剤等を含み、環境汚染の可能性が高いため、96年から、管理型処分場埋立処分することが義務付けられた。

廃家電系のシュレッダーダストもあるが、具体的に問題なのは、「自動車シュレッダーダスト(ASR: automobile shredder residue)」である。破砕業者が廃棄する廃自動車シュレッダーダスト(破砕屑)は、車重量の約20%の割合で発生し、年間 120万トンにのぼる。しかも軽くてかさ張るため、埋立地の延命の点から、固化減容を含む発生削減と有効利用手法の技術的確立が急務となっている。

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