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持続可能な開発に関する世界首脳会議 環境用語

作成日 | 2003.09.12  更新日 | 2009.10.14

持続可能な開発に関する世界首脳会議

ジゾクカノウナカイハツニカンスルセカイシュノウカイギ   【英】World Summit on Sustainable Development  [略]WSSD  [同義]ヨハネスブルグ・サミット  ヨハネスブルグサミット 

解説

2002年8月26日から9月4日まで、人類のゆりかごであるアフリカ大陸(会場は、南アフリカのヨハネスブルグ)において開催された国連主催の首脳会議。人類が抱える困難な課題に世界の関心を向け、解決を目指して世界的な行動を促すことを目的とした。

この会議は、「アジェンダ21」が採択された1992年の国連環境開発会議(リオ・デ・ジャネイロで開催)から10年が経過したのを機に、同計画の実施促進やその後に生じた課題当についてハイレベルで議論することをことを目的に企画されたもので、「リオ+10」とも言われ、世界104カ国の首脳、190を超える国の代表、また国際機関の関係者のほかNGOやプレスなど合計2万人以上が参加したと集計されている。

アジェンダ21」をより具体的な行動に結びつけるための包括的文書である「行動計画」及び首脳の持続可能な開発に向けた政治的意志を示す「ヨハネスブルグ宣言」が採択され、さらに自主的なパートナーシップ・イニシアチブに基づく200以上の具体的プロジェクトが登録された。

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