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地球環境ファシリティー 環境用語

作成日 | 2003.09.12  更新日 | 2009.10.15

地球環境ファシリティー

チキュウカンキョウファシリティー   【英】Global Environment Facility  [略]GEF  

解説

アルシュ・サミットの議論を受け、開発途上国における地球環境保全への取組を支援するための追加的な資金を提供するために発足した新たなメカニズム。原則として無償資金を供与する多国間援助のしくみ。

1991年3月にパイロットフェーズとして発足し、1994年からは20億ドル強の資金で本格実施(フェーズ1)が開始され、さらに1998年からは27.5億ドルの規模でフェーズ2が開始されている。

対象分野は、地球温暖化の防止、生物多様性、国際水域汚染の防止及びオゾン層の保護の4分野であり、砂漠化、森林減少を含む土地劣化問題については上記4分野に関連する場合にはGEF資金供与の対象となる。

日本はフェーズ2では約4億1,500万ドルを拠出するなどアメリカに次いで第2位の拠出国となっている。プロジェクトの実施機関は世界銀行国連環境計画、国連開発計画の3機関である。

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