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エネルギー収支比 環境用語

作成日 | 2018.11.13  更新日 | 2019.08.04

エネルギー収支比

エネルギーシュウシヒ   【英】Energy Profit Ratio  [略]EPR  

解説

エネルギー源の質を評価する指標の一つ。出力エネルギーと投入エネルギーの比。1のエネルギーを投入して得られるエネルギーが10ならば、エネルギー収支比は10となる。エネルギー収支比が1未満ということであれば、エネルギー資源でないということになる。投入エネルギーには採掘から設備建設、稼働、廃棄までのすべてをカウントする。エネルギー収支比が大きいほど、良質のエネルギー源ということになる。

かつで原油の大半が自噴で得られていた頃の石油のエネルギー収支比は軽く100を越していたが、現在では10以下になることもある。メタンハイドレードは現時点では1未満であり、エネルギー資源とはいえない。(2018年4月作成)

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