「ただいまの環境指数」について
二酸化炭素濃度
この二酸化炭素濃度は、国立環境研究所地球環境研究センター(CGER/NIES)から提供された同研究所の沖縄・波照間ステーションでの観測結果の1日平均値(速報値)です。
詳細は下記をご参照ください。
【リアルタイムデータ】波照間の温室効果ガス/大気汚染物質トレンド(地球環境データベース)
下図は、米国大気海洋庁(NOAA)が実施しているハワイ・マウナロアの観測(1957年開始)とCGERの沖縄・波照間の観測(1993年開始)をプロットしたものです。どちらも、季節変動(春先高く、夏低い)を繰り返しながら年々濃度が上昇しています。
温室効果ガス世界資料センター(WDCGG)の解析による2021年の世界の平均濃度は、前年と比べて2.5ppm増えて415.7ppmとなっています。産業革命(18世紀半ば)以前の平均的な値とされる280ppmと比べて、48%増加しています。(気象庁HP)
マウナロアのグラフは、NOAA:Earth System Research Laboratory Global Monitoring Divisionのホームページの、
Manuna Loa CO2 monthly mean dataを用いて作成。
紫外線量(UVインデックス)
UVインデックス(UV指標)とは、世界保健機構(WHO)により、紫外線が人体に及ぼす影響の度合いをわかりやすく示すために定めた、紫外線の強さを指標化した、世界共通の指数です。
EICネットでは国立環境研究所地球環境研究センターが実施している有害紫外線モニタリングネットワークのうち、つくば局の観測データを表示しています。
詳細は、有害紫外線モニタリングネットワークをご参照ください。
UVインデックスに応じた紫外線対策(参考:環境省「紫外線環境保健マニュアル」)
※UVインデックスとは(気象庁)より引用
光化学オキシダント濃度
オキシダントの環境基準は1時間値が0.06 ppm以下です。
光化学オキシダント注意報は、大気汚染防止法に基づき光化学オキシダント濃度の1時間値が0.12ppm以上になり、気象条件からみてその状態が継続すると認められる場合に都道府県知事等が発令します。
光化学オキシダント警報は、各都道府県知事等が独自に要綱等で定めているもので、一般的には光化学オキシダント濃度の1時間値が0.24ppm以上で、気象条件からみてその状態が継続すると認められる場合に都道府県知事等が発令します(一部の県では、別の数値を設定しています)。
PM2.5 (11月〜4月頃のみ掲載)
PM2.5の観測値は場所によって大きく異なります。データを参照される場合は必ずお近くの観測地点のものをお使いください。
詳細は、下記をご参照ください。
環境基準値(1日平均値) 35 μg/m3、暫定的な注意喚起レベル(1日平均値) 70 μg/m3です。
熱中症予防(暑さ指数) (5月〜10月頃のみ掲載)
暑さ指数(WBGT)とは、熱中症を予防することを目的にアメリカで提案された指標です。人体と外気との熱のやりとりに与える影響の大きい ①湿度、 ②日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、 ③気温の3つを取り入れた指標で、気温と同じ℃であらわされます。EICネットでは東京のデータを表示しています。
詳細は、下記をご参照ください。【熱中症警戒アラート情報の詳細についてもこちらを参照ください】