一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境Q&A

循環型・低炭素化社会を実現するにはどういたら良いのでしょうか 

登録日: 2008年09月20日 最終回答日:2008年09月24日 地球環境 地球温暖化

No.29510 2008-09-20 08:58:14 ZWlb931 EIC Q&A改善

循環型社会の形成に向けて、低炭素化社会との統合的な取り組みを図っていくため課題や、循環型・低炭素化社会を実現するにはどう取り組めば良いのでしょうか?

総件数 17 件  page 1/2  1 2  次へ

No.29511 【A-1】

Re:循環型・低炭素化社会を実現するにはどういたら良いのでしょうか

2008-09-20 09:56:03 Dr.ゴミスキー (ZWl651d

 環境省が事務局を担当している中央環境審議会の関係する部会で色々な視点で議論していますことを紹介しますが、貴方の問題意識をご披露願いないでしょうか。

No.29514 【A-2】

Re:循環型・低炭素化社会を実現するにはどういたら良いのでしょうか

2008-09-20 10:20:45 森野力 (ZWl2bf

>循環型社会の形成に向けて、低炭素化社会との統合的な取り組みを図っていくため課題や、循環型・低炭素化社会を実現するにはどう取り組めば良いのでしょうか?

誰が取り組むのか?
前提条件(あるいは、対象分野)は何でしょうか?

どこかの学校の宿題を丸投げしたような質問ですね。
削除すべき「不適切な質問」としては、良い例示だと思います。

No.29517 【A-3】

Re:循環型・低炭素化社会を実現するにはどういたら良いのでしょうか

2008-09-20 11:36:25 EIC Q&A改善 (ZWlb931

森野力 様
ご意見ありがとうございます。

>どこかの学校の宿題を丸投げしたような質問ですね。

実は技術士(環境部門−環境保全計画)平成20年度の専門科目の問題です。

>T−2 我が国の循環型社会形成に関する次の問いに答えよ。
(1)循環型社会の形成に向けて,低炭素化社会との統合的な取り組みを図っていくための 課題について述べよ。
(2)上記の課題のうちの1つを選び,その解決の方向性について論ぜよ。
http://www.pejp.net/pe/rooms/kankyo/kankyo_old_h20.htm

EIC Q&Aを良くするためには技術士を受けようとする勉強熱心な若者が多く参加することも重要な事とだと思います。

さらに、循環型社会形成と低炭素社会の統合的取組みは地球社会環境の根幹を成す問題をここで議論し、重要な環境問題前進する一助になることはEIC Q&Aの価値を高め、多くの人から信頼されるEIC Q&Aになると思いましたので質問させて頂いた次第です。

No.29523 【A-4】

Re:循環型・低炭素化社会を実現するにはどういたら良いのでしょうか

2008-09-20 14:39:30 森野力 (ZWl2bf

2つほど指摘させていただきます。

1.まず、マナーの点です。

質問者のレスは「お礼」の欄に書くことになっています。そうでないと、話のやり取りが繋がりません。

2.次に、質問の内容です。

> >どこかの学校の宿題を丸投げしたような質問ですね。

> 実は技術士(環境部門−環境保全計画)平成20年度の専門科目の問題です。

技術士の試験は国家資格の一つで(知らない読者もおられますから)、
試験問題は大勢の委員によって慎重なクロスチェックを受けています。

この設問の回答(受験)者は、環境問題について、高いレベルの勉強をしており、かつ、実務経験があることを前提にしています。
 そこで、(1)によって、環境問題への関心の高さと知識の広さを確かめる。
     (2)によって、受験者当人の専門性の深さを知る。  そういう目的だと推察します。

最初に投げかけられた質問は、ネタにされた技術士の試験問題とは「似ても似つかない」質問だと、私は思います。

EICのQ&Aは、環境に関心のある方、あるいは、実務に携わっている方が、1人では解決できない問題にぶつかった時、
多くの仲間に助けを求めるためのものではないでしょうか?

質問者の期待に応えるためには、最小限、以下の情報が必要です。

 1.なぜ、その質問の答えが必要なのか、質問者はどういう立場のものか
 2.自分はどこまで、どうやって調べたのか、どういう手段を持っているか
 3.知りたいポイントは何なのか、答えが必要なのか、方法が知りたいのか

No.29510 の質問には、以上のすべてが欠けています。
このような質問をして、「回答が不満である」と逆切れする者があまりに多い。
回答者の言葉使いに問題無しとは申しませんが、あの程度は、実社会では普通のことです。

「多くの人から信頼されるEIC Q&A」を期待しておられるのならば、マナーとルールを厳守することが
第一歩だと感じています。

No.29530 【A-5】

Re:循環型・低炭素化社会を実現するにはどういたら良いのでしょうか

2008-09-20 18:56:48 匿名 (ZWlb745

実現すべき循環型・低炭素社会どのような社会であるべきかについて、唯一の答えがあるわけではなく、また、どのような社会が理想かについても価値判断が大きく分かれるところです。

そのような「難しい」問題について『循環型・低炭素化社会を実現するにはどういたら良いのでしょうか』と漠然と問われましても、答えようがありません。

まずは、貴方がどのように考えているのかを、ご教示いただければと思います。

No.29540 【A-6】

Re:循環型・低炭素化社会を実現するにはどういたら良いのでしょうか

2008-09-20 22:17:34 環境担当者 (ZWl471b

まじめな回答のつもりです

>循環型社会の形成に向けて、
エントロピ増大の法則から言ってそれは不可能です
多くの人が語っているのは、超長期的に現在の文化を維持できる程度と想定しているのかと思います。
すると、それは何年くらいなのか?というのを確認しないといけません。
私にはわかりません。何年なんでしょうか?

>低炭素化社会
これも定義が不明です。
低炭素というのは無炭素ではないのでしょうから、一定量の化石燃料を使うことを前提としているのでしょうか?
だとすると永遠ということはなさそうです。何年で使い切るという前提で、一人当たりどのくらいのエネルギーを使えるのかを想定しないと提案できそうありません。

もっとも偉い先生型とかが低炭素、持続可能、とかっこいいことを言いますが、上記条件を明示した人はいませんね

No.29542 【A-7】

Re:循環型・低炭素化社会を実現するにはどういたら良いのでしょうか

2008-09-20 23:50:33 せららばあど (ZWl5a36

「循環型・低炭素化社会」は、言葉どおりだと、廃棄物の世界では「3Rの推進」&「焼却の抑制」でしょうか。
国の方針は全くそのとおりですが、これが大変難しい。

例えば、家庭ごみについては、従来のごみ処理は
「燃えるごみ」→焼却→燃え殻・灰は埋立
「燃えないごみ」→直接埋立
という単純な図式でした(ホントは単純ではありませんでしたが)。

現在は3R優先の時代ですから、「紙」「プラ」「ガラス」「金属」→回収・リサイクルが優先されます。
すると、燃えるごみから「紙」「プラ」が減少し、生ごみなど水分を含んだごみの含有率が増えて、
「燃えるごみ」⇒「燃える状態にしないと燃えないごみ」
となり、その結果高額な燃料費のランニングコストに頭を痛めている自治体が結構あります。

この場合、生ごみについてもコンポスト化等を進めて減量化を図れば、全体のごみ量が減少するので、焼却量自体が減り、ひいては焼却場の規模も小さくてすむ、というメリットが生まれてきます。
でも、作ったコンポストの使い道が無ければ、最後にはコンポスト化が不充分な生ごみ腐敗物が施設に滞留していき、悪臭が周辺に漂う結果ともなりかねません。「循環型・低炭素化」であればそれで済む話でもないのです。

家庭ごみだけでも、「コスト」「自治体経営」「エネルギー」「二酸化炭素排出量」「ダイオキシン」「埋立処分場残余量」「有機性廃棄物の適正処理」等のファクターがあり、いろんな観点から多くの専門家が検討されていると思います。もちろん、リサイクル面でも多くのファクターがあると思います。

一面だけ見て問題点をあげつらうだけだと、センセーショナルなタイトルだけ付けて中身のない本を何冊も書いている(あるいは出版社から書かされている?)、どこかの先生みたいな笑い者になってしまいますので、要注意です。

No.29547 【A-8】

Re:循環型・低炭素化社会を実現するにはどういたら良いのでしょうか

2008-09-21 01:38:39 wmine (ZWl9357


>循環型社会の形成に向けて、低炭素化社会との統合的な取り組みを図っていくため課題や、循環型・低炭素化社会を実現するにはどう取り組めば良いのでしょうか?

私の回答者としてのスタンスは、質問者がいかに悪意を持っていたとしても、回答者としては真摯に答える。というものです。それが、EIC Q&A のさらなる発展につながると思っているからです。

その点では、「EIC Q&A改善」様の考えとは全く逆だと思います。

ですから、上記のような悪意に満ちている質問に対しても、素直に答えることにします。



まず、およそ環境問題にまじめに取り組んでいる人達は、すでに本質を見抜いているので、「循環型・低炭素社会」というのはまじめに取り組むものではないと考えているのではないでしょうか?

「循環型・低炭素社会」はすでに政治の世界であり、科学的なものではないと思います。循環型社会はエネルギー浪費につながりますし、低炭素社会は、多分地球温暖化防止の観点で行っていると思うのですが、そもそも二酸化炭素が地球温暖化の原因と証明されたわけではありません。

ですからもし「循環型・低炭素社会」を実現しなければならないとしたら、政治的に解決するしかありません。一種のイデオロギー問題だと思います。

さしづめ環境問題に積極的に取り組む新党を作ったらいかがでしょうか?

その次に環境省の行っていることを忠実に行えば(予算はいくらつかってもよいという前提です)「循環型・低炭素社会」を実現することはできるでしょう。経済が悪化することは間違いありませんが、「循環型・低炭素社会」の実現ためにはいたしかたないと思います。

もし、技術士の試験でこんなことを答えたら落ちてしまうので、試験には試験なりの答えがあります。やはり環境省の方針に則った答えを書くべきで、それプラス自分の専門技術を絡めることになると思います。

(ちなみに私は中部大学の武田教授は大嫌いです。)

No.29549 【A-9】

Re:循環型・低炭素化社会を実現するにはどういたら良いのでしょうか

2008-09-21 02:04:47 BATA (ZWl5461

技術士の試験問題ですか〜
これって、正解を求めるものではなく、どれだけこの分野に関心があり、自分でものを考えて、表記が論理的であるかを問うている問題ですよね。

3R、ゴミの削減(というよりゴミゼロ?)というようなキーワードが散りばめてあれば、ある程度の点数はもらえると考えます。

個人的な考えでは、wmineさんの回答が最も近いと思いますが、アルミ缶の再利用のように、バージン材を使うよりエネルギーの使用が減らせるものもあるでしょう。(収集、洗浄などのほかのエネルギーは考えないとして)
今年の初めに話題になった古紙配合率の偽装問題のように、要求する紙の強度を確保するには、100%古紙再利用紙では不可能である(製紙会社の主張が正しいとして)と言うのであれば、要求する強度を下げるしかないでしょう。
飲み物の容器も、昔みたいにガラス瓶で作られていて、そのガラス瓶を再使用するようにすれば良いのでしょうが、簡単にカバンにしまえて持ち歩ける、今のペットボトルを廃止することはできないでしょう。
つまり、これまでの生活水準を大きく落とさないと、実現は非常に困難であるということです。

ですが、それを何とかするように努力する必要があり、そうすることが、埋立処分場の寿命を少し、延ばせるかもしれないと思います。

低炭素化社会については、代替エネルギーの開発に国が大きな予算を割ける様にならないといけないでしょう。
ちょっと妄想も入りますが、石油会社や自動車メーカーなどとの利権が絡んだりすると、実現はさらに困難になるのでしょう。
すべての建物の屋上に太陽光発電機を設置し、自動車に電機メーカーが参入すると少しは前進するのかも知れません。

最近では、「循環型社会の実現」「低炭素化社会の実現」が宣伝文句であり、錦の御旗となっている感が否めません。

No.29558 【A-10】

Re:循環型・低炭素化社会を実現を考える資料

2008-09-21 17:00:25 EIC Q&A 改善 (ZWlb931

皆様 
ご回答ありがとうございました。

 循環型・低炭素化社会の参考となる資料として下記のものがあります。
>
「第2 次循環型社会形成推進基本計画」の概要について
  http://www.env.go.jp/recycle/circul/keikaku/gaiyo_2.pdf

循環型社会形成推進基本計画 (平成20年3月25日閣議決定)
  http://www.env.go.jp/recycle/circul/keikaku/keikaku_2.pdf

地球温暖化問題に関する懇談会提言〜「低炭素社会・日本」をめざして〜平成20年6月
  http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tikyuu/kaisai/dai05/05siryou1.pdf

全員参加型の低炭素社会の実現に向けて−「省エネ・省CO2大国ニッポン」であり続けるために−2008年6月 日本経済団体連合会
  http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2008/042/index.html

平成20年版 環境/循環型社会白書の
 第1部 総説 総説1 第3章第2節 温室効果ガスの中長期的な大幅削減に向けて
(1)低炭素社会と循環型社会
 >循環型社会の形成に向けた施策も、3Rを通じて、地球温暖化対策に貢献するものです。循環型社会形成推進基本法に基づき、循環型社会形成推進基本計画においては、循環型社会づくりと低炭素社会づくりの取組は、いずれも社会経済システムやライフスタイルの見直しを必要とするものであり、両者の相乗効果を最大限に発揮するよう、分野横断的な対策を推進していくこととされました。
 そのため、まず、できる限り廃棄物の排出を抑制し、次に、廃棄物となったものについては不適正処理の防止その他の環境への負荷の低減に配慮しつつ、再使用、再生利用の順にできる限り循環的な利用を行い、なお残る廃棄物等については、廃棄物発電の導入等による熱回収を徹底し、温室効果ガスの削減に貢献することとしています。
 ・・・廃棄物発電については、平成17年度の一般廃棄物の焼却施設における総発電電力量は7,050GWhとなっています。
  http://www.env.go.jp/policy/hakusyo/h20/index.html
 上記の記載がありますが、答えにならないですね。難しいです。さらに、ご意見を頂ければ幸いです。よろしくお願いします。

総件数 17 件  page 1/2  1 2  次へ