一般財団法人環境イノベーション情報機構
TPH
登録日: 2005年03月07日 最終回答日:2005年03月29日 水・土壌環境 地下水/土壌汚染
No.9824 2005-03-07 03:34:56 ケミオ2
水のTPHを分析依頼するとき、分析会社にサンプル方法を確認しました。
私はサンプル瓶に空隙が入らないようした法が良いか聞いたのですが、
特に揮発しやすいものはないから大丈夫だよと言われました。
炭素数の数が少ない方は揮発しやすいと思っていたので、
意外な回答でしたがほんとに大丈夫なのでしょうか?
また、土壌と水で違いがあるのでしょうか?
教えてください
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No.10106 【A-1】
Re:TPH
2005-03-29 19:54:32 分析機関A (
TPH分析の目的は何でしょうか?(油汚染などの要因の推定でしょうか。)
…油分のパターン分析を主とされるのか?、成分を調べたいのか?の目的により、TPH分析だけでは事が足らないこともあります。
ご依頼された機関のご担当の回答が文字どおりであれば、不足のある回答であると思います。
TPH分析の操作上で、懸念される揮発性の高い成分を測定不能な範囲と捉え、お答えした可能性もあります。
…この答えも不十分なので補足すると、GC(FID)法やIR法など基本的測定法とサンプルの処理及び導入方法で検出できる炭素数の範囲も変わります。
EPAに示されるC4以上(記憶では?)の測定条件に合うような測定機器は市販されていないようで、当方ではC6以上から溶媒抽出-GC法で分析しております。
>また、土壌と水で違いがあるのでしょうか?
低沸点域をヘッドスペース法で、中沸点〜高沸点域を溶媒抽出法で測定するに、個体も液体も操作に大きな違いは無いと言えます。
…これがEPA法にあります。
曖昧な内容も交えて情報提供をしておりますが、ご容赦ください。
お答えした主旨は、「何を調査されるためのサンプリング方法をお知りになりたか」です。
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