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環境Q&A

広域認定制度のメリット 

登録日: 2004年10月22日 最終回答日:2004年10月27日 ごみ・リサイクル 産業廃棄物

No.8112 2004-10-22 10:06:02 匿名希望

はじめまして。ご教授ください。

現在、産業廃棄物の業者に出している使用済み製品を、将来、広域認定制度を受けているという業者に任せるようにするか検討をしております。実際にリサイクルをするのは現状と同じ中間処理会社のようです。
排出者の視点から見た場合、産廃として処理するよりも、広域認定制度を受けている業者に任せる場合、メリットはがあるのでしょうか?また、デメリットはありますか?

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No.8200 【A-1】

Re:広域認定制度のメリット

2004-10-27 18:11:19 リサ子

メリットと思えるものは
・広域認定を認可される業者は、国(環境省)から廃棄物処理業者と同等の許可を受けます
 そのため、高い信頼性がなければ認可されませんので、廃棄物を安心して委託することができます
・廃棄物はその全てを再生利用に資することとの条件があり、高い再資源化率でリサイクルされます
・廃棄物の量や種類によりますが、料金は安価に設定されています
 但し、埋立や焼却を専門に行う業者と比較すると高いかもしれません
・物によっては「単品」で許可された宅配運送業者を利用して回収されるものもあります
・マニュフェスト伝票は不要です(代替するものは必要ですが)

デメリットは
・広域認定では、指定された製品の廃棄物しか扱いませんので、排出者は廃棄物をしっかり分類して
 委託しなければなりません
・指定以外の廃棄物は、通常の処理業者に委託することになります

ご質問のように、同じ業者が引取りのであれば、安価に委託できるほうがお得だとおもいます

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