一般財団法人環境イノベーション情報機構
光化学オキシダント高濃度予測の当日予報
登録日: 2004年07月27日 最終回答日:2004年09月21日 大気環境 大気汚染
No.7047 2004-07-27 21:21:50 久米島
光化学オキシダント高濃度予測の当日予報の
方法について、その手法は確立しているのでしょうか?
昭和51年8月の炭化水素(非メタン炭化水素)指針にある
「6〜9時の3時間平均値0.21〜0.30ppmC」で判定していると
思って、色々な自治体のホームページを見てみたところ、
そんなに単純ではないようです。
実際はどのようにしているのでしょうか?
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No.7472 【A-1】
Re:光化学オキシダント高濃度予測の当日予報
2004-09-04 10:40:22 大気屋 (
http://www.jwa.or.jp/b/chousa_kokusai/index_topics02.html
予測される気象条件やNOx濃度なども考慮しているかと思います。
No.7651 【A-2】
Re:光化学オキシダント高濃度予測の当日予報
2004-09-21 13:22:12 五月山 (
なかったと思います。
光化学予報の方法としては、大別して
1.過去の出現状況などを解析し、当日の状況と比較する、統計的または経験的方法
2.気象モデルと生成モデルによる予測シミュレーション
の2種が考えられますが、自治体では1の方法が多いでしょう。
主な判断データとしては、
季節、天気、風、気温などの気象要素と、
NOX濃度やオキシダント濃度 などの環境要素が
あります。
例えば
「5月の晴れの日で、
予想最高気温が○度以上で、
南風が○mほど吹いて、
朝のNOXが○ppb以上で、
南部の監視局で朝のオキシダントの立ち上がりが早い日は、
北部の地域で午後オキシダントがあがりやすく、
予想最高濃度は回帰式で求めるとxxxppbである」とか
(これはあくまで例です)
こういう情報をコンピュータ処理(統計処理、パターン分けなど)して判断資料としてい
るところもありますが、最終的には人の判断です。
「天気予報の方法」に似ているかも知れません。
気象庁には大気汚染気象センターというのがあって、自治体に大気汚染気象通報というの
を出しているらしいですが、その内容などは知りません。
当然ながら、地域ごとにも特性が違う部分があるので、簡単な全国共通の方法を決めると
言うことはできないだろうと思います。
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