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環境Q&A

行政のごみ処理ならび運搬について 

登録日: 2002年03月29日 最終回答日:2002年04月05日 ごみ・リサイクル リサイクル

No.680 2002-03-29 15:56:31 匿名で

当社は、一般家庭ごみの収集運搬委託を市から受けて40年程になります。その当時のごみ情勢は酷いものでした焼却場もなく河原で重油撒いて燃やしておりましたし、収集区域に対する諍いは常でした。市街地(密集地)と市外地では労力の経費も違いました当方は、諍いをさけ広いが軒数の少ない区域を選びました、現在、土地開発が進み市の60%の収集をしております。
 20年前から、委託業者の当社が市民のごみ意識を高めるために数々のリサクル運動手がけて参りましたが、最初は行政の協力殆どありませんでした。(予算がない)5,6年前から行政も環境に対しのイベントなど行うようになりました、しかし、予算不足ということで当社が常に経費負担をしております。
 収集料として市民の貴重な税金いただいているという気持から市民還元をしております。
 しかし、最近行政から電話一本で当社が収集している区域を新年度から返上せよと一方的に言われました(収集軒数が多い)、その区域をし尿業者(以前は許可業者)からごみの委託業(2年前業者間に何ら相談もなく)になった会社に収集さすそうです。
この会社の実質的オーナーは、元暴力団に属しておりました、現在は所属?していないといわれております、名義は全て家族です2年前にも脅しにちかい形で区域を返上させられました。

 国も地方行政も廃棄物減量・リサイクル等を呼びかけておりますが廃棄物を排出する人・処理運搬を業とする人、そして行政が一丸となって取組まなければ解決しないと思います。

市民のモラルの欠如、ストーブに灯油を入れたまま出したり、そため出火、収集車炎上、卓上ボンベの穴を開けずに出し、液を浴びて失明のしかけた従業員。

利益優先で他の業者の地域を非合法に取上げる違反している委託業者。

行政は適切に指導をしているのだろうか。

これでは何も解決しないと思います。
今、地球は泣いています、一つしかない地球をみんなで手を取合って守って行こうではありませんか。

我々の考えが間違っているか意見を聞かせてください。

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No.687 【A-1】

Re:行政のごみ処理ならび運搬について

2002-04-05 10:13:47 何でも屋

私は以前ごみ収集の営業を少ししておりました。
「環境よりお金」という所が殆どだった事を覚えています。

> 国も地方行政も廃棄物減量・リサイクル等を呼びかけておりますが廃棄物を排出する人・処理運搬を業とする人、そして行政が一丸となって取組まなければ解決しないと思います。
おっしゃる通りだと思います。
皆さん「環境、環境」といっている割に、何をすればいいのか判ってないみたいです。

>市民のモラルの欠如、ストーブに灯油を入れたまま出したり、そため出火、収集車炎上、卓上ボンベの穴を開けずに出し、液を浴びて失明のしかけた従業員。
こういう方々にはどのように伝えていけば良いんでしょうね。運転中に車の窓から吸殻を捨てる方を良く見かけますし、ゴミ拾いをしているとコンビニのビニールに弁当のゴミやペットボトルの入ったものが散乱していたりと、常識では考えられないような状況を目の当たりにした時、とても暗い気持ちにもなります。

>利益優先で他の業者の地域を非合法に取上げる違反している委託業者。
これからは環境関係が儲かるなどと思っている所は多いでしょうね。そして全くとんでもない物を売りつけたりするんですよ。

>行政は適切に指導をしているのだろうか。
全く出来ません。行政自体が何を如何すれば良いのか見えていないからです。

>これでは何も解決しないと思います。
>今、地球は泣いています、一つしかない地球をみんなで手を取合って守って行こうではありませんか。
>我々の考えが間違っているか意見を聞かせてください。
おっしゃる通りだと思います。
今すぐに、というのは無理ですが出来る事から行動しましょう。

回答に対するお礼・補足

ご意見有難うございました、私の考えに共鳴してくださる方が居られると思うと嬉しく思いました。

私は、現在、20名ほどの人達と「安全なまちづくりの会」を発足させ、防犯・環境等すべてにおいての安全なまちづくり運動を展開しておりますので、またご意見をお聞かせください。

大阪府柏原市
濱浦佳子
http://www.kangekichoukai.com/

No.689 【A-2】

Re:行政のごみ処理ならび運搬について

2002-04-05 13:06:48 東京都 / KAN

有名な豊島事件(「無害物によるミミズの養殖」として許可を得た業者が有害産業廃棄物を大量に搬入した事件)は、日本国内最大規模といわれている悪質な不法投棄でしたが、住民からの苦情に対し、当初行政は、
・書面で届け出られているのは「ミミズの養殖業」と「金属回収業」なので安全上問題ないはず、
・扱っているもの(シュレッダーダスト)は資源として有料で取引されているものなので産業廃棄物にはあたらない、従って行政に責任はない
と、書面上の形式に基づいた説明を行い、結果的に被害を深刻化させたという話があります。

参考 豊島住民会議 豊島22年めの決意
http://www.teshima.ne.jp/teshima_22years.htm

行政が必ずしも住民の安全を守る働きをしないという例ですが、行政がきちんと住民の福祉という視点で機能するようにするには、どのような仕組みが必要なのか・・。

今回のケースでは、業者選定にあたって公開でプレゼンを行い、委員会のようなところか、公聴会のようなところで住民代表も参加した上で決定できればいいのでしょうが。

住民のマナーの悪さについては、某自治体の廃棄物担当部局の方からも聞いたことがあります。

なぜか排泄物の大のほうをごみとして出し続ける人とか、爆発の危険性がある使い切らないスプレー缶を出す人とか、危険・不快な事例がかなりあるようです。注射針のようなものがふつうの廃棄物として出てくることもあったそうです。

こういったことは収集作業をしているのも人なのだという想像力が欠けているのだと思いますが、人間が生きていく過程で、1人1回は必ずごみ収集や選別作業を体験してみるといったことも必要かもしれませんね。

(そういえば、私立の学校などでは授業料に含まれているため、そうじ当番という制度もないところが結構あるそうですが、人間の体験しておくべきこととしては、貴重な体験の機会をうばっているような気がします)

回答に対するお礼・補足

ご意見いただき有難うございました、いつもメールを開きながらどなたかのご返事を頂ける事を楽しみにしておりました。
今後ともいろいろとごみ関するご意見をお聞かせください

現在行政の横暴に対して頑張っております。

大阪府柏原市
濱浦佳子
http://www.kangekichokai.com/

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