一般財団法人環境イノベーション情報機構
焼却灰とガス
登録日: 2004年06月18日 最終回答日:2004年06月23日 ごみ・リサイクル ごみ処理
No.6435 2004-06-18 21:10:21 ぺまる
いつもここで勉強させていただいてます。
焼却灰から水素ガスが発生するメカニズムを知っているかたがいらしたら教えていただきたく思います。アルミが原因だったと思いますが珪素やその他が原因となる場合もあるのでしょうか?また発生はどのくらいの量でしょうか?
もう一つ質問したいのですが、
焼却灰から硫化水素が発生する可能性はあるでしょうか?
あるとしたらどのような反応によって生じるでしょうか?
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No.6505 【A-1】
Re:焼却灰とガス
2004-06-23 10:30:15 東京都 / こん (
通常焼却灰は酸化が進んだ状態で、発生可能な水素や硫化水素が残留する可能性は少ないと思います。
アルミや珪素そのものから水素が発生することもありませんが、金属アルミや金属珪素は水と混ぜると、水を分解して水素を発生します。但し、焼却灰中にはあまりないと思います。
焼却灰中の成分が触媒作用によって間接的に水素発生に寄与することもあるかもしれません。
電気炉や炭化炉から出るフュームのことであれば、金属アルミ粒などを含む可能性があります。また、硫化物なども考えられます。但し発生量は材料・状況により特定できません。
また、硫酸塩などを含む焼却灰が水にとけて、硫酸還元菌などによって硫化水素ができることはあります。
回答に対するお礼・補足
ご回答ありがとうございます。
説明不足ですみません。
焼却灰積み込み時の話です。
触媒作用によって水素が発生過程がわかるサイトでもないでしょうか。
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