一般財団法人環境イノベーション情報機構
騒音・振動の大きさの決定方法
登録日: 2004年06月17日 最終回答日:2004年06月18日 大気環境 騒音/振動
No.6416 2004-06-17 23:13:49 うとしろ
ある工事現場で特定建設作業(くい打ち)について騒音・振動レベルを計測した結果があるのですが、周辺の重機や他の建設作業もあったせいか、レベルの変動の仕方が不規則で大幅な指示となっています。
特定建設作業のみを対象として考えると、ある程度周期的な変動で、最大値もほぼ一定に見えるのですが、測定時間全体で考えると不規則で大幅な変動にも見えます。
測定業者さんの話では「全体的に捉えて不規則で変動が大きいから時間率騒音(振動レベル)で評価した」との事なのですが、いまいち納得がいきません。
このようなとき、対象とした特定建設作業の騒音・振動の大きさ(評価に用いる値)は、どのようにして決定したらいいのでしょうか。
どなたか教えてください。よろしくお願いします。
総件数 1 件 page 1/1
No.6427 【A-1】
Re:騒音・振動の大きさの決定方法
2004-06-18 16:15:18 愛知県 / tamaya (
ただし、くい打ち作業に特に注目して評価を行うならば、くい打ち作業は通常衝撃騒音(振動)に該当しますので、最大値が一定とみなして、最大値(10個程度)の算術平均値で評価を行う方法が一般的です。
アセスメントを行っているのか、苦情対応をしているのかわかりませんが、住民の立場にたった評価を行うならば、両方の場合でも規制基準を下回るという評価が適切な対応と言えるでしょう。
なお、そのあたりがわかりやすく記載している本として、「騒音レベル測定マニュアル(日本環境測定分析協会)」などを参考にしてみるといいと思います。
回答に対するお礼・補足
測定の目的は苦情が出たときに対応できる資料づくりの一環です。
「騒音レベル測定マニュアル」も含め、他の文献についても調べてみます。
参考になりました。ありがとうございます。
総件数 1 件 page 1/1