環境Q&A

No.6207 【A-2】

Re:ＩＳＯ　14001環境

2004-06-07 07:22:17 法律は難しい （

>私自身納得しません。良い方法を教えてください。
　
　どの点で納得がいかないのでしょうか？
　「溜め枡の容量が小さいのでは？」と思っているのであれば大きくする。
　「複数の溶剤が混合してしまうと反応して有害物質が発生する」のであれば、反応しない溶剤同士で保管する。
　「揮発性溶剤で、毒性のガスが発生する」というのであれば、貯蔵所の換気などを考えたり、容器を固定するなどしてそもそも倒れることを防止する。
　など、御自分が納得しない点を是正すれば宜しいかと思います。
　「何かが納得しない」と、漠然としている場合は、「危険物貯蔵所内での有機溶剤の漏洩」を4.4.7（でしたっけ？）の「緊急事態」に掲げ、その手順書を作成し、テストを実施してみたらいかがでしょうか。
　この「テスト」もあくまでも「テスト」なので、万能ではないですが、様々な場面を想定して実施してみると、意外なところに不備があることが見つかることがあります。
　
　ただ注意しなければいけないのは、「過剰な対応」です。資源に余裕があれば別ですが・・・。

No.6270 【A-3】

Re:ＩＳＯ　14001環境

2004-06-09 13:16:21 環境研究会 （

>　貴事業所の詳細が判りませんので、あくまでも参考意見として述べさせて頂きます。
危険物貯蔵施設(法規制の基準に適合)内での危険物漏洩は、敷地外への影響が無いと考えられます。よって、貴職が監査時にお答えになった「桝内の漏洩物を回収する」だけでもEMS上充分な対応手順と考えます。

但し、この漏洩が施設内だけに納まらず、敷地外（河川等）に影響が及ぶ可能性があるなら、EMS上は、この漏洩を「緊急事態」と特定し、「緊急事態対応手順」（漏洩箇所の応急措置、危険物の回収、行政への通報等）の確立、見直し並びに有効性確認の実地テスト(可能な場合)が必要となります。