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環境Q&A

これからの土木について 

登録日: 2004年05月19日 最終回答日:2004年05月20日 地球環境 国際環境協力

No.5946 2004-05-19 21:00:01 地球環境

来年、就職活動を向かえるのですが、現在の土木業界の状況について不安を覚えています。公共事業の削減などによって、土木の仕事は減る一方だと思うのですが、これからは環境が主流となってくるという話をよく耳にします。環境といっても、様々な分野と複雑に絡み合っていると思うのですが、実際の企業ではどのような事業を行っているのですか?また、海外の方がその需要が大きいのでしょうか?

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No.5955 【A-1】

Re:これからの土木について

2004-05-20 13:38:25 水白

 「環境」と一言に言っても様々な分野があり、あらゆる企業が参入しています。例えば、本業の土木建築で苦戦を強いられているゼネコンの多くは、そのノウハウを生かして土壌調査や土壌浄化事業も行っています。
 実際にどのような分野があり、企業がそこで何をしているのか具体的に知りたければ、来週5月25日から28日まで東京ビッグサイトで開かれる「2004 NEW環境展」へ行ってみてはいかがでしょうか。9月には大阪、11月には福岡でも開催されます。
http://www.nippo.co.jp/nexpo004/

 また需要についてですが、現在も今後も国内の需要は十分にあります。環境省の推計では市場規模、雇用規模共に拡大していく見通しだそうです。
http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=4132
 海外の市場の場合、欧米は日本より大分進んでいて、分野によっては既に成熟し供給過多となり淘汰が進んでいるものもあります。アジアは現在経済発展中なので環境ビジネスの市場ができるのは先の話でしょう。

回答に対するお礼・補足

丁寧にご返答頂き、ありがとうございました。大変参考になりました。

No.5958 【A-2】

Re:これからの土木について

2004-05-20 14:48:39 東京都 / ちしゃ

土木関係の学生さんで同じような質問をされた方がいます。
そのときの回答が
http://www.eic.or.jp/qa/?act=view&serial=3951
にあります。

土木分野でも緑化や資材のリサイクル、他自然型施工など
技術開発面では環境の要素はますます重視されるようになってくると思います

国土交通省でも
NETIS(新技術情報提供システム)という技術紹介のページがあり
http://www.kangi.ktr.mlit.go.jp/kangi/index.html
環境関連技術の紹介に力をいれています。

環境関連の技術だけで168件の登録があります。
http://www.kangi.ktr.mlit.go.jp/NetisPub/NtList.asp?qt=&gcd=250&page=0&Search=NtSearch.asp

また建設機械の環境・安全対策の取り組み
http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/kensetsusekou/kensetsusekou.htm
というページもあります。

多自然型施工については
http://www.eic.or.jp/qa/?act=view&serial=2494
の回答で紹介したことがあります。

回答に対するお礼・補足

貴重なご意見ありがとうございました!大変参考になりました。

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