一般財団法人環境イノベーション情報機構
油分で汚染された汚泥の処理
登録日: 2002年01月09日 最終回答日:2002年01月16日 水・土壌環境 地下水/土壌汚染
No.568 2002-01-09 16:34:14 げんかん
東京の現場から油分で汚染された汚泥がでました。
今まで搬出していた処理場では受け取ってもらえません。
どなたか処理の方法。または受入可能な処理場を教えて
いただけませんか?
油分の含有量としてはけっこう多いと思います
総件数 1 件 page 1/1
No.576 【A-1】
Re:油分で汚染された汚泥の処理
2002-01-16 10:11:23 ちしゃ (
http://www.eic.or.jp/QA/bbs02.php3?serial=266&sch_serial=280#280
に書いています。
この回答の中でも触れていますが、土壌の規制物質である油はベンゼンのみで土壌関係の専門機関である「社団法人土壌環境センター」http://www.gepc.or.jp/ が作成した報告書『平成10年度 油の暫定処理目標と対策技術調査調査研究部会報告書 』(平成11年3月 (社)土壌環境センター) http://www.gepc.or.jp/doc%5Fpub/book2%2D11%2D08/idx-2-11-08.html にもあるように、現在は油汚染の対策指針などもない状態と思われます。
環境省では 現在、http://www.eic.or.jp/news/detail.php3?serial=1977&sort=&word=%93y%8F%EB
のように汚染土壌の浄化制度をつくるという発表を行っているようですが、今後の課題として「油による土壌汚染についての実態把握」をあげていますので、油汚染対策が施策として本格的に取り組まれるようになるのは、少し
後になると思います。
なお、それでも先に挙げた『平成10年度 油の暫定処理目標と対策技術調査調査研究部会報告書 』の中には
T:油汚染土壌・地下水浄化技術一覧などが収録されており、技術開発は取り組まれはじめているのではないかと思います。
なお、技術情報も含めこれらの情報について詳しいことは(社)土壌環境センター http://www.gepc.or.jp/
〒102-0083東京都千代田区麹町 4-2第二麹町ビル 7階
TEL : 03-5215-5955 FAX : 03-5215-5954
E-mail : info@gepc.or.jp
などにご照会いただいたほうが確実と思います。
なお、現在同センターが「土壌・地下水汚染に係る調査対策指針及び運用基準(1999年1月、環境庁通知)」をベース編集した「土壌汚染と対応の実務」という本に関する質問ページを設けているようです。
http://www.gepc.or.jp/gijyutsuform/g-form.html
*上記の情報への追加
1/16に環境省が有害物質や油汚染に対する土壌・地下水浄化技術の情報収集のためにアンケート調査を行うことを発表しました。http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=3083
現在の技術開発状況があきらかになるのは、この調査後と思われます。なお、この調査の業務委託先も(社)土壌環境センターです。
総件数 1 件 page 1/1