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環境Q&A

JISとRoHS2について 

登録日: 2023年09月13日 最終回答日:2023年10月05日 エコビジネス 環境ラベル

No.42119 2023-09-13 09:39:55 ZWl10056 匿名1

板金工場の環境担当になった者ですが
今後材料を国産から韓国へ変えようか検討中です。
その際韓国メーカーからRoHS2等のについての資料を要求したところ
JIS G 3313/JIS G 3141 の証明書が送られてきました。
JISに認証されていれば国産と同じということでRoHS2等も適合していると考えて良いのでしょうか?
ご教示の程よろしくお願いします。

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No.42130 【A-1】

Re:JISとRoHS2について

2023-10-05 15:21:32 通りすがり (ZWla61c

まずJISは産業標準化法に基づき制定される任意の国家規格です。
つまり基本的には日本国内で有効とされる内容です。

それに対しRoHS2指令はEU加盟国に対して適用・有効とされる法令です。

そもそも基にしている考え方や適用される国が違うのですから
JISで規定されている内容に合致している=RoHS2指令適合と単純に考えるのは短絡的です。

JIS G 3141やJIS G 3313にはRoHS指令で使用が禁止されている10物質を含んではいけないとは規定されていません。
もちろんRoHS2指令における適用除外用途についても規定されていません。

だから、JIS規格に沿って作られた国産品といってもRoHS適合品とは言い切れません。
もちろんJIS規格と同等に作られた韓国製だからといってもRoHS適合品とは言い切れません。
別の手段でRoHS2指令に対して適合を確認する必要があります。

回答に対するお礼・補足

JIS規格ではRoHS2の適合不適合が判断できないのですね。
ありがとうございました。

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