一般財団法人環境イノベーション情報機構
サーマルリサイクル
登録日: 2020年07月12日 最終回答日:2020年07月17日 ごみ・リサイクル ごみ処理
No.41657 2020-07-12 17:54:32 ZWl442d 麦
サーマルリサイクルについて教えてください。
「プラスチックごみのリサイクルは資源の無駄だ」という以下の記事のなかで、
>>「燃やすのはリサイクルではない」と環境団体は批判するが、これは誤りである。プラスチックを燃やす分だけ火力発電所で使う重油が減るので、資源の節約になる。CO2の排出量も減る。
という記述がありました。
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/61243?page=3
私は、サーマルリサイクルは、マテリアルリサイクルやケミカルリサイクルなど、本当の意味でのリサイクルができないときの最終手段との認識でした。
ごみを燃やしての発電は、火力発電より発電効率がかなり低いはずなので、サーマルリサイクルは、同じ電力を作るときのCO2排出量が火力発電より多いと思いますが、それでも、ただ燃やすよりは発電した方がいいのかなとも思います。ダイオキシンも、最近の焼却施設では発生しないと聞きましたし。
でも、詳しくないので、この記事の信憑性も判断できません。
皆さんの意見はいかがでしょうか。
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No.41658 【A-1】
Re:サーマルリサイクル
2020-07-17 18:07:19 まるに (ZWl992c
貴殿の文章でも「ただ燃やすよりは発電した方がいい」というのか。
いつの間にか、この「燃やすことと」と「発電すること」の比較となっていませんか?。
普通なら「廃棄物発電」と「リサイクル」との比較をするのではないでしょうか。記事でも、「石油精製時に(ポリ)エチレンは必然的にできるので」とか、「コストが高い」とか、それは二酸化炭素の排出量と関係のないことです。更に、途中から、レジ袋からプラスチックごみ全体に言葉の使い方を変えていますよね。
もちろん、現在の技術ではリサイクルするより燃やした方が二酸化炭素排出量を抑えられる場合があったり、リサイクル技術が万能ではなかったりすることも事実です。しかし、3Rといわれるように、使わないこと、再使用すること、そして再生利用することを考えながら二酸化炭素の排出量を減らしていくことが求められているのではないでしょうか。
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