一般財団法人環境イノベーション情報機構
最終処分場における微生物活動により生成する成分について
登録日: 2018年12月09日 最終回答日:2018年12月12日 ごみ・リサイクル ごみ処理
No.41243 2018-12-09 11:23:32 ZWlf933 ビギナー
最終処分場において有機性窒素が加水分解等で分解する際に、尿素は生成するものでしょうか?
また、処分場内に生息している微生物や細菌自身の代謝により尿素は生成しますか?
処分場内における種々の反応がよく理解できていないので、的外れなことを言っているかもしれませんが、よろしくお願いします。
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No.41248 【A-1】
Re:最終処分場における微生物活動により生成する成分について
2018-12-12 09:32:11 Nobby (ZWlcf60
生成しますが、分解してアンモニアになります。
ご存知のように微生物から人間まで生体内で発生したアンモニアは尿素回路を通して無害化された
尿素が合成され、生体外へ排出されます。
下水処理場でも微生物から尿素が排出されると思いますが、それらは分解されて無機のアンモニア
(アンモニウムイオン)となり、硝化工程、脱窒工程を経て最終的には窒素ガスとして大気に放出されます。
有機態窒素(タンパク質、尿素等)→無機態窒素(アンモニア)→亜硝酸性窒素→硝酸性窒素→窒素→大気放出
です。
「窒素循環」で検索してみてください。いろいろな図が出てきます。
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