一般財団法人環境イノベーション情報機構
LPGのJIS規格 ブタジエンについて
登録日: 2017年08月31日 最終回答日:2017年09月16日 大気環境 大気汚染
No.40845 2017-08-31 23:50:14 ZWlf8c 名無し
こんにちは
現在公害防止管理者(大気)の勉強をしております。
その中で、LPGのJIS規格について皆様の教えを頂きたいことがあります。
LPGのJIS規格で、2種においては”ブタジエン含有量は使用目的に対して支障を与えるものであってはならない”とあります。
LPG中にブタジエンが含まれるとどのような弊害があるのでしょうか。
初歩的なことで恐縮ですが、何卒ご指導のほどよろしくお願いいたします。
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Re:LPGのJIS規格 ブタジエンについて
2017-09-16 21:32:57 Nobby (ZWlcf60
LPGのJIS規格を見ると、一種が石油精製由来、二種が天然ガス由来の
原料を用いていると思われます。
ブタジエンを含有していると燃料として使用した場合、ボイラーではすす
が多くなったり、自動車では点火プラグの汚れ等が考えられます。
しかし、0.5%程度の含有ではほとんど影響がないでしょう。
JIS規格の制定の経緯は知りませんが、石油精製の受給のバランスでブタジエンが
余る時は、燃料に混ぜることが有るのかも知れません。(推測です)
シェールガスが開発されてからはブタジエンが玉不足なので燃料として
燃やすことはないでしょう。
興味を持たれることは大変いいことだと思いますが、公害防止管理者(大気)
の試験ではブタジエンの事を問われることはないでしょう。
試験ではLPG、LNG、乾性ガス、湿性ガスの違いを理解しておくのが重要です。
回答に対するお礼・補足
解答いただきましてありがとうございました。
燃焼機関において、ススが発生する可能性があるのですね。
また、シェールガスの精製ではブタジエンが出にくいというのも初めて知りました。
今後、エネルギー管理士、危険物乙4も取得したく考えています。
公害防止管理者では出る可能性は少ないと考えておきますが、燃料に関する知識取得は継続して進めていきます。
(LNGに関して重点的に理解を深めるようにし、まず大気の取得を目指します)
ありがとうございました。
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