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環境Q&A

低煙源工場拡散モデルMETILISについて 

登録日: 2016年08月15日 最終回答日:0000年00月00日 大気環境 大気汚染

No.40484 2016-08-15 17:26:16 ZWlf555 環境調査太郎

現在METILISの使用方法を勉強している者です。
あるモデルケースを用いて現地調査時との整合性確認を取っておりますが、
どうしても合点がいかない箇所があり、大変困っております。

計算ケースは下記になります。

◆計算モデルについて
ある商業ビルの側面の排気口より横向きに排出されるアセトアルデヒドガスの拡散予測をします。
影響を考慮する建屋は当商業ビル自体1棟と商業ビルから30m程離れたビル1棟の合計2棟です。


商業ビル高さ:180m 
商業ビル幅: 南北70m 東西90m

他のビル高さ:129m
他ビル幅:南北30m 東西40m

排気口高さ:152m
標高:0m
排気口本数:3本(それぞれビル側面にて隣接)

大気安定度:B型
大気風速:1m(測定高さ1m)
風向:NW
評価時間:30秒
時間修正係数:0.7

排出物質:アセトアルデヒド

排出量:
排気@ 65m3N/h
排気A 40m3N/h
排気B 70m3N/h

スタックチップダウンウォッシュ:考慮せず
浮力上昇:考慮せず

計算点高さ:150m
未検証領域表示:有り

[位置関係]
商業棟の南側右端に排気口三本が隣接
他棟は商業棟の4時方向に30m離れて存在

◆質問事項
上記計算ケースで拡散計算を実行すると、
風下距離の最長地点でC-MAX(最大濃度着地点)が予測されます。

今回の計算ケースの場合は、計算点高さを150mで設定しているので
通常であれば排気口付近が最も高濃度となることが予想されますが、
結果に大変困惑しています。

恐らく商業ビル棟のダウンドラフトを受けることは考えられますが、
それでも経験上、排気口近くにc-maxが来ると思われます。

仮に上記計算条件で計算点高さを80mとすると排気口直近(80m地点での)がC-MAXとなります。

上記条件でMETILIS内でどのような計算となっているのか追い切れていないのですが、計算点高さとプルーム軸変更が関係しているのでしょうか?
また、他の要因が考えられる場合考えられること何でも良いの教えて頂けるととても助かります。

また、説明不足な点もあるかと思いますので、質問頂けると助かります。

また、METILISについて使用方法、計算プログラムに関する事等、解説頂ける方がおりましたら、個別でやりとりできるととても助かります。

以上です。

よろしくお願い致します。