一般財団法人環境イノベーション情報機構
全窒素の検量線
登録日: 2016年04月16日 最終回答日:2016年04月19日 水・土壌環境 水質汚濁
No.40376 2016-04-16 23:24:34 ZWlf53 素人化学
JIS k 0102によると全窒素を紫外吸光光度法で測定する場合、検量線に塩酸(1+500)を添加します。有機物が入っているなら何となく納得しますが、硝酸カリウムの水溶液なら硝酸イオンになっていると思ってしまいます。実際塩酸添加しないで検量線を作っても直線性はかなりの物があったと記憶しています。私が浅学なのは確かですが、理由を御存知の方お教えください。多少誤解があっては良くないのでTNのスパン液を作成したときの濃度確認をするのが目的だという事を付け加えておきます。
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No.40380 【A-1】
Re:全窒素の検量線
2016-04-19 21:26:51 四国たぬき (ZWl3c58
1つ目は、
塩酸(1+500)を添加した標準液と塩酸(1+500)と同量のblank水を添加した
標準液の紫外可視吸収スペクトルを測定し、スペクトルを比較してみてください。
2つ目は、
塩酸(1+500)を添加する前の標準液のpHと塩酸(1+500)を添加した後の
pHを測定してください。このとき、あわせて、分解した試料についても
同じく前後のpHを測定すればなおいいでしょう。
この2つを実施すれば、自ずと回答は見えてくると思います。
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