一般財団法人環境イノベーション情報機構
ケルダール法について
登録日: 2014年08月28日 最終回答日:2014年08月30日 水・土壌環境 水質汚濁
No.39836 2014-08-28 15:54:52 ZWlf1b 学生
底質の全窒素測定の分解方法にはケルダールフラスコと蒸留装置を用いたものが表示されていましたが、これらは操作が多く、時間もかなりかかると予想されます。
他に底質の全窒素を測定する方法は無いのでしょうか。
また、ケルダールフラスコをこれだけのために購入すると考えるとコスト的にも躊躇しています。
ご指導よろしくお願いします。
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No.39839 【A-1】
Re:ケルダール法について
2014-08-30 00:05:52 たそがれ (ZWla61d
また、ここに出ているケルダール法はアンモニア態窒素と有機態窒素の合算であり硝酸態窒素は測定にかかりません。硝酸態が水に溶けてほとんど無視できる底質試料では全窒素ととらえてかまいませんが、土壌試料等ではそうはいかないので注意が必要です。
この方法でなくてよいというなら、少量の試料を完全燃焼し、窒素酸化物を測定する機器があります。CNアナライザー等と呼ばれていますが、大学にあるかどうかですね。
有機態窒素は何らかの分解が必要になってきますので、試薬で浸出程度の処理が効かないのです。
回答に対するお礼・補足
丁寧な回答ありがとうございます。
やはり規定どおりしなければだめですよね。
CNアナライザー等は学校にないので地道にケルダール法でやっていきたいと思います。
ご教授ありがとうございました。
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