一般財団法人環境イノベーション情報機構
硫酸アンモニア中の窒素濃度について
登録日: 2013年11月12日 最終回答日:0000年00月00日 水・土壌環境 その他(水・土壌環境)
No.39470 2013-11-12 13:15:03 ZWlee54 黒田節555
硫酸アンモニウム結晶中のアンモニア性窒素の理論値は21%強ですが、
実験で、硫酸アンモニウム溶液をエバポレーターで濃縮して結晶を
析出させて、さらに乾燥させて結晶を作り、
その結晶を純水に溶解してアンモニア性窒素分析すると19.5〜19.8%
しかなりませんでした。
この誤差の原因は、どの様な事が考えられるのでしょうか。
検討した事としまして、
1)異なる結晶の生成
硫酸と結晶を生成するイオン(例えばNa等)は無かった。
2)分析上のエラー
何度も繰り返し行っていますが分析上のエラーは無さそう。
3)重硫酸アンモニウムの生成
色々、文献等を調べた所、硫酸が過剰な場合に重硫酸アンモニウム
になり、結晶中の窒素成分が満たない可能性を発見し、
対策としてアンモニアを過剰、PHを6以上にして再実験しても
結晶中の窒素成分は前述程度の濃度で変わらなかった。
エバポレーターの蒸発水の方に多量にアンモニアが飛んだ形跡は
(水分析により確認)無いです。
溶液から結晶を生成しても理論値の様な窒素濃度にならない理由を
ご教示頂けないでしょうか。
又、この検証をするための手順(実験要領)等についてもアドバイス
頂けると助かります。