一般財団法人環境イノベーション情報機構
オートクレーブの使用方法について
登録日: 2013年05月25日 最終回答日:2013年05月27日 水・土壌環境 その他(水・土壌環境)
No.39186 2013-05-25 01:40:48 ZWl9b5 まい
初歩的で申し訳ないのですが、いろいろ探してみたものの、明確な記述を見つけられなかったので、質問させて下さい。
オートクレーブの使用方法なのですが、滅菌時間や温度が同じ場合、排水用の大腸菌検査で使用する希釈水、飲料水分析で使用する培地、プラ系の器具類は、全部同時にかけてもいいものなのでしょうか?
もちろん、どれに対してもアルミキャップやアルミホイルなどはかけてあります。
私個人の感覚としては、結局は同じオートクレーブを使うにせよ、排水用と飲料水用のもの、また器具類を同時に行うことに対して気が引けるのですが、気にしすぎでしょうか?
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No.39187 【A-1】
Re:オートクレーブの使用方法について
2013-05-25 11:01:15 sumi (ZWl161a
気がひけるという人がいることは理解できますが、私であれば、気にせずに 同時にオートクレーブにかけます。
No.39189 【A-2】
Re:オートクレーブの使用方法について
2013-05-27 13:27:06 分析おばさん (ZWlae3a
○○の検査に使うからということでわざわざ分ける必要はありません。滅菌するものによって時間を変えます。ちなみに私どものところでは通常の培地は121℃15分、器具類は121℃20分、廃棄する培地(増菌済み、判定済みの菌を増やした培地)は121℃30分としています。機種によりくせがありますから、時間を5分長めにしたりもしています。
通常の培地ですと、必要以上に滅菌時間を長くすると培地によっては分解してしまう素材もありますから、それぞれの培地の仕様書でも確認してみて下さい。
サルモネラの増菌培地など、培養後とても臭いものがあり、それの滅菌に使った後は一回オ−トクレ−ブを洗浄したり中の水を入れ替えたりしないととても次に使えない場合もあります。もし廃棄処分用のオ−トクレ−ブを別に用意できるのでしたら、それにこしたことはないかもしれません。私どものところを含めて、なかなかそんな恵まれた検査機関はないのが実情ですが。
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