一般財団法人環境イノベーション情報機構
標準活性汚泥法とAO法の名称について
登録日: 2013年01月24日 最終回答日:2013年01月25日 水・土壌環境 その他(水・土壌環境)
No.38996 2013-01-24 17:38:18 ZWle62e じょじょぴっぴさん
AO法(嫌気好気活性汚泥法)は標準活性汚泥法の内に含まれますか?
(AO法は標準活性汚泥法の1種ですか?)
それとも、標準活性汚泥法があってAO法があるのですか?
(別々のものですか?)
それぞれ大体どういうものかとかは分かるのですが、呼び方・分類が分からなくなりました。
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No.39000 【A-1】
Re:標準活性汚泥法とAO法の名称について
2013-01-25 12:13:06 papa (ZWlbd18
> (別々のものですか?)
設計指針としては別々のカテゴリーとなっていますが、実用上は運転方法でどうにでもなるので違いはありません。
水処理の基本設計は流入水質を想定した上でHRT、ASRT、MLSSが1,500〜2,000程度を想定して設備容量を決めています。その点では同じものと考えてよいと思います。浄化槽の設計では、下水処理場のような汚泥調整が難しいので、容積負荷から設備容量を決めていますが、基本的な考え方が違うわけではありません。
処理場には、教科書にあるような昔風の標準活性汚泥法の設備というのはもうほとんどありませんが、公称として残っているために、認可や案内リーフレットに記載されております。本当のところは処理場の担当に聞いてみるしかありません。
公称で標準法の処理場は実態はほとんどAO運転をしています。
ステップ流入水路があり、嫌気好気両用に機器がある場合は標準法の施設で負荷率が設備能力の3/4以内程度なら高度処理運転が可能ですし、処理場職員の資質が優れていればいろいろな工夫ができます。
水処理施設は設備内容と負荷率によって多様な運転が可能なので処理に携わるスタッフの考え方次第で私と違ったとらえかたの回答者がいるかもしれません。それはそれでよいと思います。
回答に対するお礼・補足
papa様 お世話になっております!!!
なるほど、、、実は、情けない話ですが、処理場に勤務して長いのに改めて標準活性汚泥法にAO法を含むのかまた別のカテゴリかあえて説明できなく、、、今更人にも聞けずどう考えたらよいのやらと思っていました。
ありがとうございました!
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