環境Q&A

No.38775 【A-1】

Re:マニフェストにおける中和後汚泥の最終処分確認義務について

2012-10-03 10:02:48 なんと （ZWld61d

質問の真意から外れるかもしれませんが
思ったままに。

過去のQ&Aですが
http://www.eic.or.jp/qa/?act=view&serial=10128
こちらで質問者が言われているような
残さのない廃アルカリなどでは、中和工程が最終処分ということでよろしいのではないでしょうか。
ただ、弊社が委託する廃酸、廃アルカリの場合ですと、中和処理後、残さを減容固化→埋立となりますので、一概に「廃酸」「廃アルカリ」で括ってしまうと難しいのではないですか。

No.38776 【A-2】

Re:マニフェストにおける中和後汚泥の最終処分確認義務について

2012-10-03 10:17:26 たる吉 （ZWl47e

>残さのない廃アルカリ
>廃酸、廃アルカリの場合ですと、中和処理後、残さを減容固化→埋立となりますので、一概に「廃酸」「廃アルカリ」で括ってしまうと難しいのではないですか。

すみません。
前提条件が不明確でした。
単純な中和でないことは確かでここで議論したいのは，「残さの発生する中和汚泥（凝集沈殿汚泥）の最終処分確認」という意味です。

これまでは，凝集沈殿汚泥の埋め立て処分先の確認を行っており，疑問を感じておりませんでした。
しかしながら，某委託先企業から「地方行政の判断で凝集沈殿汚泥については，焼却炉ばいじんと同様に取り扱う＝中和完了でマニフェストＥ票発行」との解釈がなされ，それに伴う委託契約の覚書締結となりました。

No.38778 【A-3】

Re:マニフェストにおける中和後汚泥の最終処分確認義務について

2012-10-03 17:02:58 なんと （ZWld61d

勘違いついでに。

“焼却”に関しては、「焼却に伴って生じたばいじん及び汚泥はこれ含まれない」と、平成23年3月17日環廃産発第110317001号通知で明記してありますが、“中和”については環境省としての判断は出ていないのではないでしょうか。（私が見落としているだけかも知れませんが）
単純に地方行政の一つの事例での判断で、
中和、イオン交換等　→　放流、蒸発
で最終処分完了としているだけなのではないですか。

その他でも細かく考えれば無視される中間処理産廃は多いと思います。
話は変わってしまいますが、
工場などから排出される機器類なども、
本体は、金属くず、廃プラ、木くず、ガラス陶磁器くずなどで構成され
使用部品は、金属くず、廃プラ、木くず、ガラス陶磁器くず、コムくず、（活性炭など使用していれば燃えがら）などから構成されているにもかかわらず、契約書上、マニフェスト上の廃棄物の種類には『金属くずと廃プラスチック類の複合材』等で表記され、最終処分の場所もその二種類の廃棄物に係る最終処分先というものが多いです。
（対行政(○○省などを含む)の契約内容がこんな感じでした。）