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環境Q&A

業務用エアコンからのフロンガス漏れについて 

登録日: 2012年08月09日 最終回答日:2012年08月10日 地球環境 オゾン層

No.38620 2012-08-09 15:01:23 ZWle856 横浜夏太郎

環境問題初心者です。
社内で使用している業務用エアコンから、配管の老朽化でフロンガス(R-22)が漏れ出していたことが判明しました。(ガス容量6kgです)

社内で事故として報告書をあげたのですが、関係する法規制による届出や報告が必要か確認したのですが、

フロンガス回収破壊法からは、
第38条の何人もみだりに特定製品からフロン類を放出してはならない、という文言が、これにあたると思いますが、
「みだりに」には該当しないと思います。

高圧ガス保安法には該当しないと思います。

ほかに関連する法規があり、何がしかの届出や報告が必要か、おわかりになる方ご助言をよろしくお願いいたします。

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No.38621 【A-1】

Re:業務用エアコンからのフロンガス漏れについて

2012-08-10 10:14:02 ミスターフロン (ZWle859

>環境問題初心者です。
>社内で使用している業務用エアコンから、配管の老朽化でフロンガス(R-22)が漏れ出していたことが判明しました。(ガス容量6kgです)
>
>社内で事故として報告書をあげたのですが、関係する法規制による届出や報告が必要か確認したのですが、
>
>フロンガス回収破壊法からは、
>第38条の何人もみだりに特定製品からフロン類を放出してはならない、という文言が、これにあたると思いますが、
>「みだりに」には該当しないと思います。
>
>高圧ガス保安法には該当しないと思います。
>
>ほかに関連する法規があり、何がしかの届出や報告が必要か、おわかりになる方ご助言をよろしくお願いいたします。

冷凍空調設備に使用されている冷媒用フロンガスについての主な法律として「高圧ガス保安法」と「フロン回収・破壊法」が適用されますが、エアコン等の業務用冷凍空調機器の廃棄や整備時においては、フロン排出抑制策として「フロン回収・破壊法」が適用され、フロンの回収が義務付けられています。
今回のような使用時における少量の漏えいについては特に報告や届け出の必要はありません。しかしながら機器の使用時における漏えい問題は、全国ではその量が膨大で近年クローズアップされて対策が始まったところです。ただし、許可や届け出により設置されている大型の冷凍空調機からの漏えいについては「高圧ガス保安法」により漏えい(事故)の報告を義務付けられています。
ちなみに、今回のフロン漏えい(R22:6kg)は二酸化炭素に換算しますと2,000kg程に相当しますので、機器の定期点検などを実施されて漏えい防止に努められることをお勧めします。

回答に対するお礼・補足

ミスターフロン様
丁寧なご説明ありがとうございました。
調べている最中、おっしゃる通り漏れや放出についての問題についていろいろな場所で話し合われているのだなと感じておりました。機器点検内容や結果についても、監視が必要だと再確認できました。ありがとうございました。

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