一般財団法人環境イノベーション情報機構
鉛バッテリーのリユースについて
登録日: 2003年10月30日 最終回答日:2003年12月25日 エコビジネス その他(エコビジネス)
No.3824 2003-10-30 13:38:23 ケンレス
鉛バッテリーは、5年程度の使用後、ほとんどがリサイクルされています。しかし、電極についた硫酸鉛を除去することで、さらに5年程度使用できるとしてリユース事業を行っている会社があるようです。
廃棄されるまでのサイクルを長くできれば、当然、環境負荷の低減も図られると思います。このような技術は、全国的に普及されるべきものと思いますが、まだ一部の地域でしか展開していないようです。
何か技術的な原因等があるのでしょうか?
ご存知の方がいらっしゃいましたら、回答お願いします。
総件数 1 件 page 1/1
No.4432 【A-1】
Re:鉛バッテリーのリユースについて
2003-12-25 15:23:05 ECO (
> 廃棄されるまでのサイクルを長くできれば、当然、環境負荷の低減も図られると思います。このような技術は、全国的に普及されるべきものと思いますが、まだ一部の地域でしか展開していないようです。
> 何か技術的な原因等があるのでしょうか?
>ご存知の方がいらっしゃいましたら、回答お願いします。
>従来のリユース事業は、パルス充電によるサルフェーション除去を行い、カーボン液を注入するという方法が大半です。しかし、この方法ではサルフェーションの除去が完全でなく、また長時間の作業が必要である上に導電性を高めるカーボン液が極板全体に付着せず沈殿するという問題等々があり、全国的に普及しないのではないかと思われます。
>しかしながら、水和電子(超マイナスイオン水)とカーボンブラックを配合した「リヴァゲイン」というバッテリー活性強化剤があるようです。この液は少量の注入でよいため、電解液の一時抜き取りも不要で充放電を数回繰り返すことにより、サルフェーションの除去が可能なようです。
>その他普及の妨げに、経営者側のコスト意識と現場サイドのコスト意識の格差もあげられるのではないかと思います。
>またバッテリーフォークリフトだけに限定すれば、新車販売実績との絡みもあるのでは・・・
>以上、ご参考になる回答になったかどうかわかりませんが、回答させていただきました。
回答に対するお礼・補足
ご回答、ありがとうございます。コスト的な問題もあろうかと思いますが、トータルで見たときに環境への負荷が軽減される技術であれば、早く普及して欲しいものです。
大変参考になりました。
総件数 1 件 page 1/1