一般財団法人環境イノベーション情報機構
反応速度
登録日: 2003年10月14日 最終回答日:2003年10月16日 水・土壌環境 水質汚濁
No.3685 2003-10-14 18:00:32 kuyama
C→Dの反応では反応物Cについては
C=Co×exp(-kt) -kは減少速度係数・・・@が成り立つとおもいます。
生成物Dの経時変化のデータがある場合に
生成速度係数をkとすると
生成物濃度を使って
D=Do×exp(kt)は成り立つのでしょうか??
すみませんが教えて下さい。よろしくお願いします。
総件数 1 件 page 1/1
No.3704 【A-1】
Re:反応速度
2003-10-16 22:15:08 平井 (
>D=Do×exp(kt)は成り立つのでしょうか??
成り立ちません。
Cの消失量とDの生成量は等しい(あるいは比例する)と考えられるので、
C(t)+D(t)=一定=A
つまり、
D(t) = A - C(t)
C(t)に一次減少の式を代入すれば、
D(t) = A - Co x exp(-kt)
つまり、tが無限大となったとき、D(t)はAに近づきます。
一方、
>D=Do×exp(kt)
の式では、tが無限大となったとき、D(t)は無限大に発散します。
CとDがどのような時間推移をするかのグラフを二つ書いてみると分かりやすいと思います。
回答に対するお礼・補足
よくわかりました
ありがとうございました。
総件数 1 件 page 1/1