一般財団法人環境イノベーション情報機構
作業環境測定における定量下限値未満の数値の取扱について
登録日: 2011年03月15日 最終回答日:2011年03月15日 大気環境 その他(大気環境)
No.36702 2011-03-15 11:45:28 ZWldd45 作環太郎
作業環境測定において、測定対象物質の濃度が低い場合、分析結果としては定量下限値未満となりますが、作業場の評価をする上では、定量下限値の数値を測定結果として取り扱うべきなのでしょうか?
例えば、粉じん濃度が低い作業場ではろ紙に捕集してもわずかな量しか採取できません。天秤は読み取り限度0.01mgのものを使用していますが、天秤の精度と採取前後にろ紙を計量することを考慮すると、天秤の定量下限としては0.16mgとなります。もちろん採取量を増やせば問題なのですが、0.16mgの粉じんを捕集しようとすると、作業場によっては数時間以上採取することになり、現実的には困難です。天秤の読み取り限度を測定結果として取り扱っても差し支えないのでしょうか?
安全側で評価する上では定量下限値を測定結果として取り扱う方が妥当かと思いますが…
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No.36707 【A-1】
Re:作業環境測定における定量下限値未満の数値の取扱について
2011-03-15 15:55:25 Aerosol (ZWl565f
作業環境評価基準第2条第2項に次の通り規定されています。
「測定対象物の濃度が当該測定で採用した試料採取方法及び分析方法によって求められる定量下限の値に満たない測定点がある単位作業場所にあっては、当該定量下限の値を当該測定点における測定値とみなして、前項の区分を行うものとする。」
回答に対するお礼・補足
ご回答ありがとうございました。やはりそうでしたか。
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