一般財団法人環境イノベーション情報機構
メタン発酵の汚泥処理について
登録日: 2011年02月15日 最終回答日:2011年02月17日 水・土壌環境 水質汚濁
No.36542 2011-02-15 21:54:40 ZWlc51e yossy
他の処理施設の更新でその施設の汚泥全量を当方の処理施設(活性汚泥)で受け入れることになりました。
その処理施設は「メタン発酵」+「活性汚泥」で処理なのですが、メタン発酵の汚泥(高濃度)を活性汚泥での処理は可能でしょうか?
可能ならばどのようなことに気をつければよいのでしょうか?
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No.36550 【A-1】
Re:メタン発酵の汚泥処理について
2011-02-16 22:55:28 papa (ZWlbd18
回答に対するお礼・補足
解答ありがとうございました。
No.36555 【A-2】
Re:メタン発酵の汚泥処理について
2011-02-17 21:11:02 papa (ZWlbd18
質問の内容は自転車で東京からロンドンまで行けますかというような内容なので、条件さえ整えば可能ですと言うような回答しか書けませんがご容赦ください。
1 時系列的な操作が全くわかりませんので、少しづつ長期間かけて行えば可能であることは自明です。一般的に消化タンクは数千m3の容量があるので短期間に実行することは不可能です。
2 受け入れ側では汚泥処理の設備能力次第です。現状で汚泥処理の負荷率が大きければ不可能です。
3 水処理へ流入させることもできますが、流入汚泥の大部分は生汚泥として一沈で回収されるので、大量に流入させると生汚泥の濃度が低下して汚泥処理能力によほどの余裕がない限り汚泥処理がパンクします。また、脱水時の凝集剤の選定も変更する必要があります。
4 消化脱離液はCODが高いのでCOD規制のあるところでは流入比率を考慮するする必要があります。
5 消化汚泥は凝集性が良くないので微細フロックが流失しやすくなります。
など他にも検討する課題はたくさんあってQAで全てを回答することはできません。
私なら、消化汚泥は臭気も少ないので脱水機をリースで借りて現場で脱水することも選択肢に入れておきますが。
以上のようなことを総合的に考えると、とても素人さんにアドバイスできるような操作ではないので、「初心者は専門家のやることをよく観察して勉強してください」とアドバイスできる程度です。
回答に対するお礼・補足
解答ありがとうございました。
消化汚泥の一日の量は60㎥ほどで約2ヶ月受け入れる予定です。
一沈がないので高濃度の消化汚泥が直接流入するので、全体の濃度も高濃度になりつつあります。
これから状況を注視し、水質を含めて変化の過程を観察しようと思います。
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