質問の締め切りについて
登録日: 2011年02月06日 最終回答日:2011年02月12日 環境一般 その他(環境一般)
No.36472 2011-02-06 09:30:25 ZWldb10 津久葉山禄
「岩手太郎U」さんへ。
追加の回答を行おうとしたところ、Aを締め切られましたのでQとしてたてます。最近、常連の回答者が少なくなってきたので、常連でない方で、この問題に関心を持っている方がAをしてくるのを待っておりました。
「BOD測定適性希釈範囲を超過し、排水基準超過した場合の取扱」のQは、BODを測定されている事業場では、誰でも、いつでもありうる、ホットな問題です。もう少し締め切らないで、皆さんの考えを出つくしていただきたかったです。「岩手太郎U」さんが受けたかったアドバイスで、違った照明があたったAが出てきたかもしれません。
「たる吉」さん、「なんちゃって計量士」さんの回答は正論ですが、「岩手太郎U」さんと同様な問題を抱えている、過去にあった人がたくさんいます。その場合、正論で済ますことができない、とくに、金をもらって測定している事業ですから顧客へのサービスという立場と、この正論をどちらにも満足させる回答があるのか?正論どおり顧客に回答するのか?または、多くの事業場が行っているであろう回答はどのようなものであるか?、また、BODを推測する方法についても皆さんがどのようなことを行ってるか?、を公開のこの場で話しあうのも良かったのではないかと思っておりました。
もし、今後も同様なQがありましたら、皆さん、2ページ目に入り少し過ぎるまで締め切りを待たれたらどうでしょうか。2ページ目に入ってからもAが入ることがあります。
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No.36473 【A-1】
Re:質問の締め切りについて
2011-02-06 23:46:35 ronpapa (ZWlba5
津久葉山禄さまが対象とされたスレッド http://www.eic.or.jp/qa/?act=view&serial=36435について、
私が感じたところを(逡巡していた状況など)述べさせていただきます。
〔言い訳〕
- 先ず、当該スレッドについては私も(私なりの立場でしかありませんが)注目しました。 が、私は質問者や皆さまのような計量する立場の側ではなく、計量を依頼する事業者の立場の者ですから、間違った意見となるのかもしれず、それを恐れて静観していました。
〔私の事例〕
- 数年前、当社で廃水処理問題が発生しBOD基準も超過する事故がありました。その際に、長年分析を依頼している相手先A社の測定結果に疑問を感じた為に、別の機関B社に同時測定を依頼し、異なる数値となった為に数ヶ月間の比較検証を行なう措置を選択したことがあります。 A社の結果はB社より高い数値を示す場面の多いことが論点(争点)であり、処理施設の改修計画も絡んでいましたから、相互の信頼関係においても問題となりました。 話せば長くなるので割愛させていただくとして、要因は培地の違いと使用水ではないかということになったのですが、その際、CODの結果からの相関を得ることも出来ず、BOD5で判定することの難しさも知りました。 培地のクロステストもしてもらったのですが納得のいく説明結果とはなりませんでした。
- そんな訳で、今回の質問内容と類似の経験を(依頼者の立場から)したように感じた為に、当該Q&Aの経過内容には注目していた次第です。 但し、自分から積極的に意見投函するほどの説明能力も経験も無い立場の為に控えていました。
そのような立場で見ている者もいるという事の紹介でしかないのですが、このように微妙な問題に対する意見交換については、津久葉山禄さまの述べられる「正論で済ますことができない」悩ましい現実問題のひとつとして捉えることも有意義なのではないかと・・・賛同する立場です。
(このような実務視点や現実論議の受け皿があってもいいのではないかという思いも含めて、江戸川の松さんにお願いして昨年の掲示板 http://www.eic.or.jp/qa_new/index.php?act=view&serial=35882 で意見交換したこともありました。) 僭越な物言いがありましたらお詫びします。
●「岩手太郎U」さんからの反応を(一行でもいいですから回答欄への投函を)お待ちします。
No.36481 【A-2】
Re:質問の締め切りについて
2011-02-07 18:58:56 火鼠 (ZWl8329
あっしも、一応環境計量士です。分析範囲から外れた数値をどうするか?
とても、難しい問題です。下限値ではなく超えてる値ましてや、BODなんて、生物使っている分析。超えてるものは、超えているのですから、いくつ以上で、正道では?
70%うんぬんはいらないのではないでしょうか?
仮にBOD1000mg/l以上が、希釈操作の適切化により10000000mg/lになろうとも数値に間違いはないのではないのではないでしょうか?様は、顧客が求める値の問題では??規制基準内なのか、規制基準以上なのかを求められてるだけならそれも数値でしょ。
なんで、70%とかの消費率を今更問題視するのか意味わからん。
超えてるもんは、こえてる。数値を出す意味がない物に無駄な労力を払うのもいいが、相手から金ももらえないのなら、納得させる技量も必要ではないでしょうか?
No.36499 【A-3】
Re:質問の締め切りについて
2011-02-10 11:25:19 あっきん (ZWld25d
当社でも、想定外の分析結果が出ることが幾度かあります。その場合は、分析会社に、その結果を、受理してよいか確認要請します。結果として、分析に問題がないとの確認を受け、かつ、それが規制値を上回る結果であるならば、行政に第1報を入れます。当然その際、サンプルの採取方法、操業条件等の非定常性、設備不具合の発生の有無など、データを狂わす可能性があるものも一通り確認し、必要に応じて再測定も実施します。その際、分析会社には、かってな解釈はしないようにお願いしています。
上記の方法をとる場合、懸念されることは@水濁法の場合、排出基準超過は直罰の対象になること、A誤報を発信する恐れがあること等があげられますが、行政機関は、第1報に関しては寛容で、確定するまできちんと対応すれば特にそれを問題にされたことはありません。むしろ、隠匿したり、分析データを改ざん等したときの"お叱り”は厳しいものがあるので、今の方法が最適と思っています。
また、分析会社には、JIS等に基づいたキープサンプルを保管頂き、上記等が発生した場合、キープサンプルにて再分析をお願いします。確かに、日がたつにつれて変化するかもしれませんが、採取日と分析日を明記しておけば、結果の考察の一助になりますし、法が求める一定期間内の定期的分析の実施も満足させることができます。
うだうだ書きましたが、環境分析の目的は、異常を発見することと思います。
No.36517 【A-4】
Re:質問の締め切りについて
2011-02-12 22:06:45 津久葉山禄 (ZWldb10
私は、以前にも言ったことがあるのですが、割合、恵まれていた方で顧客に対してはズバズバ言っていた方だと思います。その時期には、何度も、測定値異常で顧客から相当厳しいクレームを突きつけられた経験があります。そのときのことを考えると、また、分析機関としての責任を考えると、先の回答はあまりにも正論過ぎて、現実さが出ていないと感じました。
幸い、「ronpapa」さん、「あっきん」さんの顧客側の意見が出てきましたので、ありがたく感じています。
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