一般財団法人環境イノベーション情報機構
希塩酸の薬品庫への保管について
登録日: 2010年12月26日 最終回答日:2010年12月26日 健康・化学物質 有害物質/PRTR
No.36281 2010-12-26 09:08:49 ZWl6b1d クンチャン
調製した20%の塩酸は劇物に該当しています。
試薬びんに保管していますが、これも購入した濃塩酸の500mLびんと同様に鍵のかかる薬品庫に保管し、常時施錠の必要があるでしょうか。ここの関係者の中で、希釈したものの保管はどのようにされているか教えてください。
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No.36282 【A-1】
Re:希塩酸の薬品庫への保管について
2010-12-26 12:01:11 sumi (ZWl161a
劇物は、劇物としての保管をしています。
>希釈したものの保管はどのようにされているか教えて
昔は、希釈する段階で使用したという記帳をしていました。
最近は、希釈後の状態で劇物に相当する場合には、その調整後の薬品について、保管と収支の帳簿を付けるようになりました。
回答に対するお礼・補足
ありがとうございました。
その希塩酸も、施錠できる薬品庫に入れて、常時施錠されていますか。
No.36284 【A-2】
Re:希塩酸の薬品庫への保管について
2010-12-26 17:32:47 sumi (ZWl161a
>その希塩酸も、施錠できる薬品庫に入れて、常時施錠されていますか。
当然です。
「劇物は、劇物としての保管」です。
回答に対するお礼・補足
ありがとうございました。今後その方向で進めます。
No.36289 【A-3】
Re:希塩酸の薬品庫への保管について
2010-12-26 21:31:15 津久葉山禄 (ZWldb10
>試薬びんに保管していますが、これも購入した濃塩酸の500mLびんと同様に鍵のかかる薬品庫に保管し、常時施錠の必要があるでしょうか。ここの関係者の中で、希釈したものの保管はどのようにされているか教えてください。
「クンチャン」さんへ。
「sumi」さんが良い回答をしているので、私の方は補足的な説明をします。私が、以前、指導していたところでは、連日、その調製試薬を使用する分析があるケース以外では、用事調製を心がけるようにしておりました。「20%」、「1+1」などは、(20.00%、1.0+1.0などと違って)それほど精度を要求されないので、必要量をワンステップ調製の方法で、その日、その使用するものを使用するだけ作製しておりました。
ワンステップ調製とは、ワンショット調製とも言っておりましたが、デジタルピペット、共栓付メスシリンダー(場合によっては、目盛りが正しいことを確認した比色管)などを使用し、1回で必要濃度、必要量を調製する方法です。調整方法を、表にして掲示しておけば、誤ることはなかったと思います。
これにより、保管庫(常に手狭と決まっておりますが)の有効利用、分析時間の省力化などを図っておりました。
なお、以下は自分の一身上のことですが、このたび、来年度4月には法人を立ち上げる予定です。なおざりにしている「筑波山麓のホームページ」も新規作成し、手持ちの分析方法の邦訳も掲載し、ゆくゆくは、自分の経験を皆さんに開示できるものにしたいと考えております。
回答に対するお礼・補足
詳しいご回答ありがとうございました。
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