バッチ炉と流動床炉の比較検討
登録日: 2010年11月05日 最終回答日:2010年11月06日 ごみ・リサイクル ごみ処理
No.35992 2010-11-05 16:37:11 ZWld155 バーニングハンマー
はじめまして。
このサイトには詳しい方々がたくさんいらっしゃるようなので、是非御指導いただきたく投稿致しました。
さて、質問内容についてはタイトルのままなのですが、ごみの焼却のみならず、汚泥も焼却処理したい炉を設置すると仮定した場合、バッチ炉と流動床炉のどちらかを選択したいとなった場合、両者を比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
その筋に詳しい方、いらっしゃれば是非教えていただきたく思います。
ちなみに私は、全くの素人です。
そんな比較検討しているようなサイトでもあれば教えていただけるとなお助かります。
どうか宜しく御願い致します。
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No.35994 【A-1】
Re:バッチ炉と流動床炉の比較検討
2010-11-05 19:36:31 火鼠 (ZWl8329
>このサイトには詳しい方々がたくさんいらっしゃるようなので、是非御指導いただきたく投稿致しました。
>
>さて、質問内容についてはタイトルのままなのですが、ごみの焼却のみならず、汚泥も焼却処理したい炉を設置すると仮定した場合、バッチ炉と流動床炉のどちらかを選択したいとなった場合、両者を比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
>
>その筋に詳しい方、いらっしゃれば是非教えていただきたく思います。
>
>ちなみに私は、全くの素人です。
>
>そんな比較検討しているようなサイトでもあれば教えていただけるとなお助かります。
>
>どうか宜しく御願い致します。
あの??なんでも燃やせる焼却炉なんて無いと思うのですが?
発熱量が極端に違うもの。分解温度が違うもの。これらを適当に混ぜて燃やしたら爆発しますよ。
流動床炉って、基本的に連続炉でメンテナンス費用が膨大ではないですか?汚泥も燃やせる。高発熱量のプラも燃やせる??
ほとんど、危ないコマーシャルトークでは??
回答に対するお礼・補足
火鼠様
早速の御回答有難う御座います。
コマーシャルなどするつもりはなかったのですが・・・
すみません。
全く知識がないもので、人が話していたのを聞いて気になったものですから質問をしていた程度でした。
申し訳御座いません
No.35995 【A-2】
Re:バッチ炉と流動床炉の比較検討
2010-11-05 21:52:22 Dr.ゴミスキー (ZWl651d
バッチ炉という炉はない筈です。バッチとは運転方法のことです。
流動床炉でも運転方法次第では、バッチになります。
汚泥を焼却ならば、流動床炉が適していると思われますが、質問内容が不明のためこの程度にします。
なお、「ごみ焼却技術 絵とき基本用語」オーム社を読まれることをお勧めします。
寝言
流動床炉と溶融炉とを誤解しないようにお願いします。
回答に対するお礼・補足
Dr.ゴミスキー様
早速の御回答有難う御座います。
バッチではなくストーカー炉と流動床炉の比較でした。
何分、その関係の者ではないので支離滅裂になっていたようで申し訳御座いません。
実は、人の話を聞いて気になったものですから質問をした次第で御座います。
ゴミ処理施設を建設する際に、ストーカー炉と言うものを検討しているらしいのですが、汚泥も処理したいというような事らしいのです。
そこで、もう一方のかたが、ゴミスキー様と同じ様に汚泥焼却ならば流動床炉がいいと言っていたようでして、それならどっちがどうで、どんなメリット・デメリットがあるのかというような話になっていたので、私も気になって調べたかった次第でございます。
お勧めの本を読むことにします。
No.35997 【A-3】
Re:バッチ炉と流動床炉の比較検討
2010-11-06 20:05:09 おせんち (ZWlb24a
さて、バッチ炉と流動床炉についてメリット・デメリットを述べよとの御質問です。既に、数多い方式の内から2つに絞り込んだ背景が分かりません。処理方式、機種等を選定する際は、少なくとも、どのような廃棄物であるか、発生量はどの程度か、その変動量はどうか、予算規模、運転主体と技術レベル、公害規制レベル、立地条件など事前に把握すべき事項がいくらでもあります。それらに配慮し、細心の注意を払って選定しても、不都合が生じます。では、もう一方の方式がよかったのかというと必ずしもそうではありません。どの方式でも難しい場合もあります。
たまたま過去に、質問者のおっしゃるとおりの廃棄物を処理するために流動床炉を導入した事例を不安を抱えながら間近に見ておりました。単純なバッチ炉よりも流動床炉の方がいかにも優秀であるというコマーシャルでした。しかし、メリットと言われていた事柄が結果的には、ことごとくデメリットになってしまいました。同様な廃棄物を処理している事例は、数多くありますので、それらの現場を訪ね、現物を見ながら研究をした方がよいと思います。これまでも、他の事例ですが、素晴らしく奨励されていたにもかかわらず、現実はとんでもない状況に陥っている事例がいくらでもあります。先例を研究することを重ねてお勧めします。
回答に対するお礼・補足
おせんち様
回答の程、ありがとうございます。
今回の話では、既に設置者側がストーカ炉で行こうとしている中で、汚泥も処理したいとどなたかに話をしたら、その方が汚泥もということなら流動床の方がと言う話だったようです。
先例を研究することにします。
何分、私も何も知らないまま横から聞いていたようなことでしたので、変な質問になったようです。
回答者の皆様は博識な方が多いようなので、こういった質問にはいらいらするのかも知れませんが、このように回答いただける親切な方もいらっしゃるので助かります。
質問コーナーですから、当然、私のような知識の薄い者だからこそ質問をしてみたいと思ってます。
ただ、教えていただく身ですから、やはり姿勢は必要と思っております。
暖かい回答ありがとうございました。
質問の答え以外の部分でも救われた気がします。
No.35998 【A-4】
Re:バッチ炉と流動床炉の比較検討
2010-11-06 23:09:46 Dr.ゴミスキー (ZWl651d
このほかには、ドラム缶を横にしたような回転炉(ロータリーキルン)や1200度程度の高温で溶融する溶融炉がありますが、建設費や維持費が高額な点や運転技術手法が難点と言われています。
ストーカー炉=火格子炉と流動床炉の構造を誤解を招くことを覚悟して例えれば、ストーカ炉(緩慢な焼却)はエスカレータを、流動床炉(瞬時的な焼却)はエレベータと地獄谷(火山・温泉)を連想して下さい。
火格子炉では、汚泥は火格子の隙間から洩れます。他方、流動床炉は砂が底部の役目を果たしています。この砂は約600度以上の高温状態です。この高温の砂と汚泥が接触すると汚泥の有機物が焼却されるという仕組みです。
便宜的にバッチ炉と言っていますが、重ねて述べますが、バッチとは運転方法のことです。
運転方法には、連続運転(24時間)と准連続(16時間)、そしてバッチの3つのタイプがあります。
バッチとは何か、それは語源を理解すると納得できるでしょう。
回答に対するお礼・補足
Dr.ゴミスキー様
重ねての回答、ありがとうございます。
非常に連想しやすい回答です。
炉の雰囲気が頭に浮かんで来ました。
なんとなくですが、汚泥を処理しようと思えば流動床の方が
対応しやすそうですね。
これに、いわゆる一般の燃えるゴミが入ればどうなるのか・・・
それは条件等で左右されそうですから一概に言えない部分ですね
バッチの語源を調べて見ることとします。
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