一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境Q&A

建設混合廃棄物に含まれるのものについて 

登録日: 2010年10月18日 最終回答日:2010年10月19日 ごみ・リサイクル 産業廃棄物

No.35858 2010-10-18 15:21:01 ZWld91 産廃担当者

以前、リサイクルについて質問した者です。その折は有難うございました。また分からないことがあり質問させて下さい。

当社は、屋根・壁の工事などを主とした工事会社で、工事現場から排出される廃棄物は屋根・壁の残材、それら部材の梱包材となります。基本的には、自社に引上げメーカーのリサイクルにまわしていますが、その全てを自社に引き上げることは困難で許可業者への委託処分も併用していこうと考えています。

この場合、許可業者へ委託している廃棄物は建設混合廃棄物と考えて良いのでしょうか?
これまでは、全てを混合廃棄物としていましたが、何か違うような気がしています。

ネットで検索した結果、建設混合廃棄物に含まれるものは、『 建設工事現場や解体現場などから排出される建設廃棄物のうち、ガラスくずやがれき、コンクリート片、木くず、紙くず、金属くず、廃油など多種多様な素材が交じり合った廃棄物 』とありました。

建設混合廃棄物の換算係数は、
『0.26』、がれき類は『1.48』、ガラス・陶磁器くずは『1.0』となっており、どちらも0.26以上となっています。

本来、建設混合廃棄物とは、がれき類・ガラ陶など主となるものは除いたものを想定しているのでしょうか?
当社の廃棄物で言えば屋根・壁の主だったものを除いたもので、含まれるのは屋根・壁の中で少量なものと梱包材などが該当するように思えるのです。
このあたりの考え方次第では、排出量も大きく変わってしまうので御教授お願いします。
また参考なる資料等がありましたら教えていただければ幸いです。

総件数 1 件  page 1/1   

No.35865 【A-1】

Re:建設混合廃棄物に含まれるのものについて

2010-10-19 09:11:04 ぽんた (ZWld717

>この場合、許可業者へ委託している廃棄物は建設混合廃棄物と考えて良いのでしょうか?
>これまでは、全てを混合廃棄物としていましたが、何か違うような気がしています。
>
>ネットで検索した結果、建設混合廃棄物に含まれるものは、『 建設工事現場や解体現場などから排出される建設廃棄物のうち、ガラスくずやがれき、コンクリート片、木くず、紙くず、金属くず、廃油など多種多様な素材が交じり合った廃棄物 』とありました。
>
>建設混合廃棄物の換算係数は、
>『0.26』、がれき類は『1.48』、ガラス・陶磁器くずは『1.0』となっており、どちらも0.26以上となっています。



まず、『建設系混合廃棄物』とは法律で定義された廃棄物の種類ではなく、建設工事から発生する一般的な混合廃棄物の呼称です。

また、『0.26』については、比重の大きいものと小さいものが混ざり合い、総合的に概ねその程度になるという係数であり、全ての建設工事において合致するものではありません。

2種類以上の廃棄物を分かれていない状態で処理委託すれば、マニフェスト上は混合廃棄物となり、内容物の種類全てにチェックが必要となります。

『建設系』の呼称が必要かどうかは別として、混ざっていれば混合廃棄物です。

回答に対するお礼・補足

ご回答ありがとうございました。
合致はしなくとも、混合廃棄物として良いのですね。換算係数が低いので何か違う換算係数でもあるのかと思ってしまいました。

総件数 1 件  page 1/1