長野県のクマの捕殺数のグラフの読み方について/長野県伊那市グリーンファーム特集
登録日: 2010年09月28日 最終回答日:2010年09月29日 自然環境 野生動植物
No.35700 2010-09-28 23:26:33 ZWld920 ほがらか
はじめまして!
生物多様性特集の中の事例1、
産直市場グリーンファームの取り組みのページ
http://www.eic.or.jp/library/bio/case/c1_1.html
の最後に取り上げられている
図1長野県のクマの捕殺数のグラフ
の読み方がよくわかりません。
例えば、グラフからは平成7年には14万頭捕殺されたと読めるのですが、
本文中では、
「現在推定されている生息数は日本全国で8000〜12000頭。」
「ツキノワグマの捕殺数は「有害駆除」と「狩猟」を合わせて、全国で毎年2000頭前後。」
となっており、
長野県だけで一年間に14万頭捕殺することはありえないと思うのですが、
私がグラフの読み方を間違えているのでしょうか?
どなたか、グラフの読み方をご教示いただけると幸いです。
(私見ですがおそらく、これは被害金額のグラフの間違えだと思います。)
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No.35702 【A-1】
Re:長野県のクマの捕殺数のグラフの読み方について/長野県伊那市グリーンファーム特集
2010-09-29 10:11:29 ronpapa (ZWlba5
ネット検索の結果ですが、以下の資料から編纂された記事のように思われます。
↓長野県(平成19年3月)第2期 特定鳥獣保護管理計画(ツキノワグマ)
http://www.pref.nagano.jp/rinmu/shinrin/04chojyu/08_kuma2kikeikaku/bear2ki.pdf
- pdfページの34枚目、資料編の5頁目に「資料4」として「ツキノワグマの捕殺数の推移」グラフ(単位:頭)が掲載されています。 これによれば、平成7年度の捕殺数(狩猟と有害駆除の合計頭数)は108頭とされています。
- pdfページの36枚目、資料編の7頁目に「資料7」として掲載されているグラフが、ご指摘の〜間違えて転載された〜ものですね。 当該グラフは「ツキノワグマによる農林業被害額の推移(単位:千円)」となっていますから、
> 私見ですがおそらく、これは被害金額のグラフの間違えだと思います。
と推察されたことは"ビンゴ!(正解!)"です。
* 単純なミスで108頭が14万頭では辻褄が合いませんね。
実数欄には「林業被害」、「農業被害」と表示されていますから編集者のチェック・ミスと言えるかもしれません。
ご貴殿から、EICネット事務局宛てメールで指摘されたらいいと思います。
回答に対するお礼・補足
ronpapa様
早速の丁寧なご返事をありがとうございました。
スレッドでご指摘いただいたことも含め、
私から事務局にメールを送付いたしました!
掲載されているグラフの下に林業、農業という欄があったので、
捕殺ではないだろうなー、と思っていました。
それから、ネットでこういう保護管理計画の資料は閲覧できるんですね。
勉強になりました。
今度からちゃんと調べて投稿しようと思います。
資料のご教示ありがとうございました!
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