一般財団法人環境イノベーション情報機構
段ボール包装材 成分調査
登録日: 2010年02月18日 最終回答日:2010年02月19日 環境一般 その他(環境一般)
No.34210 2010-02-18 14:51:20 ZWld15f ふみふみ
電機家電メーカーの機構設計者です。
Reach対応により各部品の成分調査を始めていますが包装材の段ボールに関して各メーカー含有成分の書き方がまちまちで困っています。
(紙100%、セルロース100%など)
当方も包装材の知識が無いもので審査もできません。
液晶テレビの包装材、普通の段ボールですが一般に含有されている物質とはどんなものなのでしょうか?
どこかにお勧めサイトなどありましたらその紹介も大歓迎です。
ご指南よろしくお願いします。
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No.34212 【A-1】
Re:段ボール包装材 成分調査
2010-02-18 17:32:23 ラテ (ZWlb23f
参考になるかわかりませんが、繊維鑑定についての簡単な解説が出ています。
ダンボールは、輸入製品の箱、国内製品の箱でもかなり違いがあります。顕微鏡で見ると、再生紙のケース(インク等の痕跡等から判断)が多く見受けられます。
基本的に、植物の繊維から出来ているのでセルロース、紙という表現しかしようがないのが現状では?
No.34217 【A-2】
Re:段ボール包装材 成分調査
2010-02-19 11:02:40 cerha (ZWla613
私のところでは、包装材ではないですが、製品に付くラベルや紙テープの基材部分の成分回答などでやはり成分として「紙」「パルプ」「セルロース」などの表現で記述されるものが仕入先より提示されるケースがあります。
私はこのあたりに詳しくはないですが、想像するに「セルロース」とは物質(化合物)を指す名称で、「パルプ」はそのセルロースを主成分とする繊維状の原料を指し、「紙」はそのパルプを原料にシート状にしてできあがった製品を指す呼称なのかなと。よって本来は成分として回答するなら「セルロース」が妥当なのかなと、でも「紙」と書けば成分は「セルロース」とわかるのでそうしてるのかなと。(違ってましたらこのあたりに詳しい方ご指摘願います。)
REACH対応ということですので、そういう観点でいえば、SVHCや制限物質の含有有無の確認のための調査かなと思うので、「紙」部分の主成分の表現はあまり問題ではないと思いますし、それよりも印刷のインクとかもし表面に防水や防汚などのコーティングがされていればそれらの成分中に対象となる物質が含有してないかのあたりが重要かなと(SVHCが含有しててもたぶん閾値以下かもしれませんが。)・・・もちろん紙自体に他の成分が含有していれば確認必要ですが「100%」との回答なら他の成分は含有してないということかと。天然由来の紙・セルロースがREACHのSVHCや制限物質となることは考えにくいので、あまりこの部分にこだわる必要なないのかなと思います。(それよりもSVHCを含有しないかどうかの確認に注力するほうが。)
以上、ご質問内容自体の回答にはなってなくてすいませんが、参考までに。
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