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環境Q&A

未燃炭素の定義とは? 

登録日: 2009年10月17日 最終回答日:2009年11月28日 大気環境 その他(大気環境)

No.33522 2009-10-17 10:11:58 ZWlb320 SENNA

環境分析に従事している25歳です。

どなたか知見をお持ちの方、ご教示お願い致します。


現在、客先から石炭灰中の「未燃炭素」の分析を依頼されています。

分析の前処理として、試料を塩酸加熱処理して無機態の炭素(C)を炭酸ガス(CO2)として飛ばし、処理後の残渣中のCをシェフィールド重量法で定量するよう、客先から指示を受けました。


今回のケースにおける、

@未燃炭素の定義

A未燃炭素の正しい分析方法

について、知見をお持ちの方がいらっしゃいましたら、アドバイスをいただけませんでしょうか?

よろしくお願い致します。

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No.33743 【A-1】

Re:未燃炭素の定義とは?

2009-11-28 17:45:03 おせんち (ZWlb24a

>回答が付かないのが不思議に思って様子を見ていました。回答無しでは、面白くありませんので、専門家ではありませんが、あちらこちら調べた範囲で回答させていただきます。
 質問者も、おおむね承知した上で質問しているのでしょう。
 「試料を塩酸加熱処理して無機態の炭素(C)を炭酸ガス(CO2)として飛ばし」の表現は、そのとおりなのですが、その他にも同様の目的でアンモニア水を使う場合もあります。試料の質と測定値の用途によって使い分けています。結局、既に酸化されている炭素「CO3」を「CO2」として飛ばして、シェフィールド重量法に捕らえられないようにするのでしょう。
@未燃炭素の定義→言わずものがなの感じです。理論的には、単純でしょう。
@未燃炭素の正しい分析方法→@の定義を完全に満たす測定法が一番好ましいのですが、おそらくないのでしょう。実際の測定法は、様々な制約があるはずです。出来る限り簡便で欲する目的を満たす程度の方法を選択すべきです。熱灼減量ですまさないでシェフィールド重量法を指定するからには、石炭灰を廃棄物処理基準の視点で見ていないはずです。
 回答内容が危なっかしいので、追加の回答があると助かります。

回答に対するお礼・補足

>おせんち様

ご回答ありがとうございました。


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