一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境Q&A

どうして環境分野はカタカナ語が多いのでしょうか 

登録日: 2009年07月21日 最終回答日:2009年07月24日 環境一般 その他(環境一般)

No.32852 2009-07-21 17:05:53 ZWl158 つつじ

質問と言うよりも嘆息です。

ある環境関係のメールマガジンに「ファッション・スワップ」なる言葉が載っていて、がっくりしています。何のことはないサイズが合わなくなった洋品類(ファッションアイテムと称するそうです)を交換しようという試みだそうです。

これに限らず、環境関係の文書はどうしてこうもカタカナ語が多いのでしょうか。新しい概念だからでしょうか。とすれば、この新しい概念を母国語で表現できないほど実は内容がわかっていないのではないかと思います。

どうしてもっと一般市民が抵抗なくわかる表現を使えないのでしょうか。

総件数 3 件  page 1/1   

No.32854 【A-1】

Re:どうして環境分野はカタカナ語が多いのでしょうか

2009-07-21 20:29:53 万田力 (ZWl3b51

http://www.eic.or.jp/qa/?act=view&serial=26493&new=0

はご覧になられましたか?

 カタカナ語を肯定する意見にも一理あることは分かりますが、現在のカタカナ語の使われ方には問題があると思います。

回答に対するお礼・補足

ご指摘ありがとうございました。
この議論から一年以上たっています。
でも、カタカナ語が日々増産されている状況はかわらないのです。というより、無頓着にカタカナ語を使う人が増える一方なので、ときどき、これでいいのかと声をかけないとますます悪化するのではないかと不安を覚え、書き込みました。

No.32855 【A-2】

Re:どうして環境分野はカタカナ語が多いのでしょうか

2009-07-21 22:10:22 こん (ZWl144

 やたらカタカタ語が氾濫するのは困ったものです。特に官庁から安易にカタカナ語を率先して使うことには問題があるように思います。
 しかし私は必ずしも否定派というわけではありません。新しい概念に対して適して当を得たカタカナ語を使うのであれば、新しい日本語として認めてもいいと思います。
「経済」だって最初はこれが日本語だと言われても意味の分かる人はいなかったでしょう。
 既成の日本語を当てはめても必ずしもそのまま当てはまるわけではありません。あるいは誤解を生じる場合もあると思います。
ただし、日本語は表意文字という有用な文字を持っています。カタカナ語に不快感を示す方は、おそらくこれへのこだわりもあるかと思います。

 ぴったりした日本語があればよし、なくてカタカナ語が定着すればそれもよし。状況にそぐわない言葉は徐々に淘汰されていくのではないでしょうか。

ただかっこよさとか新しがりの発想から、やたらカタカナ語を使うとしたら、他の人がよりよい言葉を発信し、出しにくい雰囲気にするのもよいかもしれません。

回答に対するお礼・補足

コメントありがとうございます。

いまさらカタカナアレルギー(これもカタカナですね)ではないのです。新しい概念だからカタカナでいいさ、という雰囲気に流されているのではないかと思ってしまうのです。

その原因の1つはご指摘のように官庁、特に国の機関が無頓着であることだと思います。

No.32876 【A-3】

Re:どうして環境分野はカタカナ語が多いのでしょうか

2009-07-24 10:32:05 たる吉 (ZWl47e

「抵抗無くわかる表現であってほしい」という点は同感です。

全くの余談になるかもしれませんが、昔習った国語教科書に「なつかしいと恋しい」というものが掲載されておりました。(年齢がばれますね)

http://www.mitsumura-tosho.co.jp/monthly/2002_Spring/Mailmagazine35.asp

そういう意味でわかりやすいもの(クールビズやウォームビズ等)を使うことに抵抗はありません。

カタカナ語の多様が良いかどうかはわかりませんが、ともかく、省略語も含め、新しい概念と共に言葉も時代に併せて進化?すべきだとは、思います。

回答に対するお礼・補足

コメントありがとうございます。

新しい概念を受け入れるために言葉や表現が進化したり、変化することは、当然だという点は、まったく同感です。

ただそのような新しい概念をいきなりカタカナだけで表現するのは、ちょっと不親切だと思うのです。そのような対応の根底には「わかる人だけわかればいい」という思いがあるのではないかと穿ってしまうときがあります。

視覚障害者の方々のために自治体からのお知らせをテープに録音する作業を手伝っています。音だけで概念を理解しなければならない視覚障害者にとって、いきなり登場するカタカナ語はかなり違和感があります。ワンセグしかり、エコポイントしかり。

新しい概念をカタカナで突然導入しようとする動機には、障害者や高齢者も含めた情報弱者への配慮が足りないのではないかと憂慮しています。さらにそれは、文章の読み手への配慮が足りないことにつながると思うのです。

情報を伝える相手を念頭におかないままの表現としてカタカナが出て来るとしたら、そのような発信者の情報は、残念ながら伝わらない結果になると思われませんか。

総件数 3 件  page 1/1