再、コンクリート打設後の洗い水の処理方法について
登録日: 2009年06月22日 最終回答日:2009年06月24日 環境行政 法令/条例/条約
No.32609 2009-06-22 22:25:37 ZWlc730 かず
工事現場で、ミキサー車やスコップなど洗った水を一度水槽に入れて、コンクリートと水に分離します。
分離したコンクリートは固まったあとに産廃処理をして、水はphを中性にして川or地面に排水しようと考えていました。
その時、洗い水に六価クロムが含まれている事を知って、その対策方法を探していました。
環境基準では、六価クロムの量を0.05mg/l 以下にする事になっています。
実際、生コンに含まれる六価クロムは0.05〜0.07mg/lで、洗い水になると、もう少し薄まっているので、環境基準以下になっていると思います。
あと、低濃度の六価クロムは土壌の中で三価クロムに変わると書いてあるHPもありました。
有害物質が多少なり含まれるので、処理をしなければいけませんが、法律上は、そのまま排出してもいいですか?
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No.32612 【A-1】
法律上は問題ないと思います
2009-06-23 05:49:38 eco (ZWlc736
まず、水質汚濁防止法は特定事業場ではないので、規制対象外です。
また環境基準は、排出基準ではないので、(乱暴な言い方をすれば)これ(六価クロムは0.05mg/l)を守る必要はありません。pHも中性(水濁法の規制基準に照らして言えば、5.8〜8.6)にしていれば、問題ないと思います。
廃掃法も、問題ないと思います。
これら、環境・ゴミ以外の法律については、私は専門外ですが、この状態で何かの法律に触れるという話は、今のところ聞いたことがありません。もしこれでもまだ気になるようでしたら「この法律に触れませんか?」という聞き方でないと、みなさん答えにくいかもしれません。
>あと、低濃度の六価クロムは土壌の中で三価クロムに変わると書いてあるHPもありました。
土壌中ではpH、酸化還元電位により、3価か6価いずれになりやすいかという話を聞いたことがあります。
ただ、それは出した後の土壌の自然的条件によって偶然そういう風に変化するというだけであって、排出時点での六価クロムの規制基準を守るということには、なんらかわりはないと考えています。
回答に対するお礼・補足
ありがとうございました。
大変勉強になりました。
No.32624 【A-2】
Re:再、コンクリート打設後の洗い水の処理方法について
2009-06-24 11:54:29 珠 (ZWla258
【工事排水】【公共用水域】で検索してみてください
地方自治体にもよりますが
下水が整備されてる場所なら下水道を使用
整備されてない場所なら河川等に排出という流れでしょう
下水道の一時使用と河川放流では自治体の管轄が違う所が多いので
注意してください
工事の規模がわからないので、この程度で・・・
しっかし、質問者も回答者も、なんつーか
本当に検索したのかね?
http://www.eic.or.jp/qa/?act=view&serial=32237
http://www.eic.or.jp/qa/?act=view&serial=30287
http://www.eic.or.jp/qa/?act=view&serial=15326
法律の抜け穴を教えるのがecoなの?
せっかくロム専になってたのに・・・
常連の方々が嘆くのも分かる気がする
まぁイイや。。。失礼
あっ
もちろん、下水道の一時使用や河川放流するんだったら
許可が必要ですので自治体に申請してくださいね〜
回答に対するお礼・補足
法律の抜け道なのでしょうか?法律で規定されている基準は何の為にあるのでしょうか?
環境の為と言って過剰な反応するのもどうかと思います。
No.32626 【A-3】
失礼しました
2009-06-24 16:10:23 eco (ZWlc736
>法律の抜け穴を教えるのがecoなの?
そういう意図ではなかったのですが、質問に「法律上問題がありますか?」と聞かれたので、「水質汚濁防止法上問題ない」と答えたつもりでした。
もちろん、積極的に放流を勧めているわけではありません。
回答に対するお礼・補足
ecoさん、せっかく答えてくれたのに不快な思いをさせてしまって
すいません。
別に法律の抜け道じゃないと思います。
積極的に放流を勧めているわけではない事も分かります。
あまり気にしないで下さい。
世の中には色々な人が居ますから。
No.32634 【A-4】
Re:再、コンクリート打設後の洗い水の処理方法について
2009-06-24 23:01:36 papa (ZWlbd18
で同じような質問に回答してありますのでごらんください。
処理場建設時には一日に1000m3を超える打設を行うことも珍しくなく、特定事業場である場内の管理を行う担当者としては工事廃水にも十分目配りしています。ミキサー車洗浄水も検査したことがありますが、ご質問にあるような低濃度ではなく基準値の100倍以上になった事例も経験しました。
生コンは長距離を輸送できるものではないので、打設現場の近くに必ず工場があります。
また、工事現場で中和や還元処理を十分に行うことは極めて困難な作業であり、下水排除基準までにすることは到底無理と思います。
従って、ミキサー車や機材の洗浄は設備の整った生コン工場(特定事業場です)に持ち帰って行っていただくようにしていました。
現在の公共工事では発注者側がこのようなことは十分に承知の上発注しています。これは法律どうこうという以前の工事施工の常識と思います。
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